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ワールドプレミア!

先週から始まった舞台公演「ケッチスケッチ」も、あっという間に4回公演を終了しました!終了とは言え、同時に世界に向けて発進!つまり、ご来場のみなさんは「ケッチスケッチ・ワールドプレミア」を目撃したということでもあります。


ソロの舞台は23年ぶりだったので、

どんなことをやるのか?

本当にたった一人でセリフなしで舞台をやり切れるのか?

やれたとしてもおもしろいのか?

様々な疑念渦巻く中、リスクを負ってこの機会を設けてくださったみなさんに感謝です!それに乗ってくれたスタッフのみなさん、ありがとうございました!

そして何より、たぶん同じ疑念を抱きつつ、会場に来てくださったお客さん、

本当にありがとうございました!!


何人か僕の20代のころのソロ時代を知る古い友人が見にきてくれましたが、彼らとて心配だったでしょう。笑 いつも変わらぬ応援ありがとうね!

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西宮公演は感染症対策のため、お客さんとからんだり、声を出してもらったり、客席に入ったりがことごとく禁止だったので、雲仙公演もバランスを考えて、お客さんと絡む(その時はマスク着用・手指消毒)のは最小限にしました。

20代のソロ時代、何千回も大道芸をやってきたので、舞台上でお客さんと一緒に即興を演じるのは得意中の得意なんです!(今度これに関わるエピソードを書きますね)しかも、2019年、ヨーロッパで学び直したことのメインは即興だったんです!最初にお客さんとからむの禁止と聞いた時には、僕にとっては手足を縛られて演じるようなもんだと思いました。

まあ、11月にはワクチン効果でそんな禁止事項もなくなるだろうと楽観していましたが、残念!禁止のままでした。目標の70分をお客さんとの即興なしでクリアできるかなと不安もよぎりましたが、フタを開けて見たらバッチリ一人で90分弱やってましたね。稽古場ではいつも70分だったので、やっぱり「お客さんと一緒に作り上げる時間」が生まれるんですよね!今回は20分弱。

この20分のバッファというか、人間の「間」の部分というか、ここが生身のライブならではの部分だと思うんです。だからライブが好きなんです!

今回特に、この20分弱のかけがえのない「間」の貴重さを改めて感じることができたのも、ありがたい副産物でした。


感謝感謝の連続を綴って、いい奴みたいになってますが、会場を満席にできなかったのは悔しい。そこから派生するいろんなことも悔しい。

にんげんだもの。

けっち


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