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ワークショップの設計とコーチング

こんにちは、かなざわ@コーチ です。あっという間に2024年も半分が終わってしましました。後半戦も楽しくしっかりやっていきたい今日この頃です。

この記事では、自分が長年好きなワークショップと、それをコーチングにも活かしていきたいという話題を書いていこうと思います。

私とワークショップ

普通に過ごしていると、あるいは1人で考えていると、思考の巡りが届かないところまで思考を巡らせる、という意味で、コーチングとワークショップは似ていると感じます。

私は10年くらい前からワークショップ形式の場が好きで、書籍で勉強したり、プライベートでワークショップに参加したり、旗振りをやったりしていました。

ワークショップって何?という方向けに私の好きな「クレイジー8」を紹介します。

クレイジー8(Crazy8’s)とは、デザインスプリントやデザインプロセスにおいて、ユーザーニーズや課題を抽出・定義したあとのアイディエーションフェーズで取り入れられる手法です。
(中略)
チームメンバーが30~60秒ごとに合計8つの異なるアイデアを考え、それぞれを紙に書き出します。短時間で沢山のアイデアを創出・発散させることを目的としており、検証を含めた議論は次のフェーズで行うので、美しいスケッチや辻褄の合う完璧なアイデアを出す必要はありません。

https://goodpatch.com/blog/crazys8

クレイジー8は、ひたすら頭からアイデアを絞り出す濃厚な時間です。後半になるとアイデアが枯渇してしまうのですが、それでも苦し紛れに何かを出さねばなりません。その究極の(?)状況から、それこそやけっぱちに出したアイデアとすら呼べないようなものが、意外にも重要な気づきに繋がったりするのが面白いです。

ワークショップは、新しい気づきを創造するという点において、コーチングと似ている、あるいはコーチング的要素があるアクティビティだと捉えています。(加えて、Have Fun の要素もあり、チームビルディングに繋がるのもいいですね!)

私のコーチングとどう繋がるか?

この記事を書いているのは、基本的なコーチングを大切にした上で、今後コーチングの中で取り入れられるワークショップ的なメニューを作っていきたいと考えているからです。

コーチングの時間のうち、冒頭の10分、15分だけでもワークを行うことで、そこから気づきを得られたり、その後の対話の材料や行動設計の種を増やしたりすることができるのではないかと考えています。

もうひとつ、プライベートから本業に輸出した(?)ワークショップを紹介します。熱気球ワークショップという、自分を浮上させてくれるものと、重荷になっているものを洗い出していくというアクティビティです。

メタファーを使うことで、普段とは違う思考に繋がりやすいと考えます。また、「この重荷の中で取り除くことができるものは何でしょう?」という問いから、次の行動を考える材料にもなるでしょう。

このようなワークショップのエッセンスをコーチングに活かす試みを考えていきたいです。そのうち、モニターを募集させてもらえればと思うので、よろしければご参加いただければと思います。

なお、先ほどのワークショップを複数人(チーム)でやるときは、熱気球ではなく帆船を使ったワークショップにしています。島(ゴール)と暗礁(将来の懸念)というメタファーが追加されます。私の参考にさせてもらっている本を紹介して終わろうと思います。

まとめ

ワークショップについて自分の考えを整理してみました。昔からワークショップを受けるのも、ファシリテーターをするのも好きだったのですが、プライベートでやっていたことが、最近仕事でも使えるシーンが増え、点と点が線になったというか、何が役に立つかはわからんなーというか、そんな感情になっています。その時点で明確な成果に繋がらなくても、直感を信じて打席に立ち、Challenge し続けることがきっと大切なんだろうなと改めて感じております。

そんな私ですが、コーチングを受けたい!パートナーとして伴走してほしい!という方を募集しています!よろしければ、下記の記事もあわせてご覧ください。


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