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コーチングと銭湯と私

こんにちは、かなざわ@コーチ です。もっとコーチングに関する自分の想いをライトに発信していきたい、そんな想いでこんな謎タイトルな記事を書いています。


銭湯と私

先日の記事で、行動設計のご褒美として少し触れたのですが、

私は銭湯が好きで、毎週のように通っています。自己紹介の趣味のひとつを「銭湯」としています。水風呂があれば、湯船でもサウナでも何でも OK 派です。

同時に、スマホも本もない手持ち無沙汰な空間があまり得意ではなく(情報依存症みたいなところがあるのかもしれません)、湯船でじっとしている時間が苦手だったりします。

しかし最近、銭湯での時間の過ごし方として、コーチングのエッセンスを活用する試みを始めたところ、なかなかに良い体験になったので、皆さまにもお勧めしようと筆を取っています。

コーチングと銭湯

その試みとは、コーチとしてクライアントにした問いに対して、自分だったら何を答えるか?と考える時間にすることです。いくつか問いの例を挙げてみます。

  • ◯年後、自分のありたい姿でいられたときに、どんな景色が見えますか?

  • そのとき、どんな人に囲まれ、どんな言葉を掛けられていたら、あなたにとって100点だと言えそうですか?

  • あなたがしばらく積んでいる、緊急じゃないけど重要なことを3つ挙げてみてください。

  • その重要なことをやるために、3つのステップに分けるとしたらどう分けますか?

いかがでしょうか?考えを巡らせられそうな質問はありましたか?銭湯には、なるべく遠い未来にボールを投げられる問いを持ち込むのが、私的にはおすすめです。

他にどんな「問い」を持ち込めばいいの?という方向けのおすすめの書籍は最後に紹介しますが、「問い」の形をしていなくてもいいと思います。時間があれば考えたいことを湯船に持ち込み、それ以外情報がない空間で思考を巡らせるのはなかなかに贅沢な時間の使い方だと思います。

戦闘モードと銭湯モード

多分この見出しを付けたことはすぐに後悔すると思うのですが、それはさておき、銭湯で考えを巡らすと、これまで通っていなかった思考の道を辿れることが多く、結果として、大きなアイデアに繋がることがよくあります。

以前、コーチングの師から

クライアントにいかに副交感神経系優位な状態になってもらえるかが、コーチングの場作りで大切なことであり、コーチの重要な仕事のひとつ

と教えていただきました。

緊張している状態、つまり交感神経優位な状態では、クリエイティブな思考がしにくいです。もし、クライアントがその状態でなのであれば、コーチはチェックインやアイスブレイクを通して、クライアントをリラックスさせるよう努めます。肩の力を抜いてもらうことで、新たな発想が生まれやすく、学習しやすい状況を作ります。

日々の仕事中は交感神経系が優位な "戦闘状態" になってしまうのはごく普通なことです。それとは別に、副交感神経系が優位な "銭湯モード" を意図的に作ることで、仕事中とは違う視点で考えられることが、先ほど述べた大きなアイデアに繋がっているのだと思っています。

まとめ

銭湯に行きたくなった人を100人くらい増やせたんじゃないかと思います。考えることしかできない時間を楽しんでいただけたら幸いです。ひとつだけ解消できていない課題を挙げると、銭湯から出て、着替えて、スマホを使えるエリアに行くまでに、考えたことを忘れてしまうことです。どなたか良いソリューションを教えてください..。

どんな問いを自分に投げていいか分からないという方には、下記の本をおすすめしたいと思います。パワフルクエスチョンが紹介されているので、それを湯船に浸かりながら考えてみるのはどうでしょうか?

もうひとつ、note をまだ使いこなせていない私は、この記事を書きながら記事にスキしてくれた方へのメッセージを複数設定&ランダム表示できることに気がつきました。この機能を活用(?)して、そのメッセージとして、幾つかの問いを「今日の問い」として設定してみました。よろしければ、その都度、思考を巡らせてみてください。問いは定期的に更新していこうと思います。いいなと思ったらぜひスキしてくださいー!🌝

コーチングのクライアントの方を募集しています!よろしければあわせてご覧ください。


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