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【前後半の立ち上がりがマリノスの弱点!?】2021年マリノスの得失点が発生する時間帯

こんにちは、よたろです。

今回は、2021年の「得失点が発生する時間帯」を紹介したいと思います。
試合時間90分のうち、いつ得点が生まれやすいのか、いつ失点が生まれやすいのか、これらの疑問をまとめたものになっております!

早速みていきましょう!

注意事項

今回分析で使用したデータセットは私個人が作成したデータセットになっており、公式記録とは異なります。そのため、誤ったデータが含まれている可能性があることや、人によって解釈が異なるデータも含まれていることにご注意ください。データセットの作成方法や中身に関しては、過去の記事で公開しておりますので、ご確認ください。

データの説明

では、得失点が発生した時間帯を紹介していきます。

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まず、グラフの見方を紹介します。

縦軸が得点差、横軸が試合時間0分から90分を表しています。そして、得点差0のところ、は、得点差がない状況を表しています。この0のところから上下にグラフが変化すると、得失点が発生したことを表します。

例えば、このグラフに最終節のマリノス対フロンターレ戦での得失点の時間帯のグラフを作成しました。
この試合では67分にレアンドロダミアン選手が得点を決めました。マリノスからすると、失点、に当たるので、グラフが-1されていることがわかります。その後、74分に前田選手が得点を決めて、同点に追いつきました。そのため、グラフが+1されていることがわかります。

このように、グラフに+ーの変化がある箇所で得失点が発生していると捉えてください。同じように、このグラフをリーグ戦の全38試合分のグラフを作りました。それがこちらです。

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こちらのグラフは、各試合ごとにグラフの色を変更しています。

このグラフで一番目立つのは、一番上にある赤線でしょうか。これはホームのFC東京戦のグラフですね。このグラフからも、FC東京戦は異常な試合であったことがわかりますね。グラフ全体をみると、マリノスの得失点数が多すぎて、ちょっとこのグラフではデータの読み取りがしにくいですね。興味のある方は

ちょっと分解してみます。まず、得点のデータだけを取り出してグラフにしてみました。それがこちら。

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このグラフは、縦軸が得点数になってます。横軸は変わってないです。

このグラフをみると、まず、0-15分と45-60分のところが比較的着く点数が少ないようでした。マリノスは、前後半の立ち上がりに得点数が少ないようです。対策をしてきた相手を攻略するまでに15分ほどはかかるようですね。

次に、60分から90分の得点数に注目すると、以上に得点数が多いように見えました。これは、マリノスの交代選手が徐々に出場してくる時間帯です。交代出場の選手が得点に絡む結果を出していることが現れているのではないでしょうか?

こちらのグラフですが、15分刻みで得点数を数えて、表にまとめてみました。それがこちら。

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先ほどグラフから読み取れたように、0-15分、46-60分で得点数が少なく、61-90分で得点数が多いことがわかりました。特に61-90分は得点数かなり多いですね。やはり、2022年も交代選手がいかに得点に絡む活躍をできるかが、マリノスの勝敗を分ける生命線になりそうですね。

続いて、失点のデータだけを取り出したグラフをみていきましょう。

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このグラフは、縦軸が失点数になってます。横軸は変わってないです。そして、失点がない状態は失点数が0のところです。

このグラフをみると、まず0-30分までに1失点目が多い印象を受けました。得点数が0-15分まで少ないことから、先制点を奪われている試合が多い可能性があります。前半に先制点を取られて前半に負けた状態で終えると、マリノスはなかなか勝つことができません。そのデータをまとめたのがこちらです。

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こちら、以前Noteにまとめたものですが、2021年のリーグ戦で先制点を取られて、前半終了時点で負けている試合は、8試合ありました。この8試合のうち、逆転して勝利できたのは札幌戦の1試合のみです。つまり、前半に負け越した状態であると、かなり厳しい試合になってしまいます。

2022年は前半に失点をなるべく避けること、先制点を奪うことに注力してほしいと個人的に期待しています。

先ほどの失点のグラフに戻ります。次に、46-60分までの時間帯に注目してみます。この時間帯も失点数が多い印象を受けました。失点についても、15分刻みで失点数を数えて、表にまとめてみました。それがこちら。

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やはり、46-60分での失点数が一番多いことがわかりました。後半の開始直後も、気を緩めずに、失点を防いでほしいですね。

おわりに

今回は、2021年のマリノスの得失点の時間帯を振り返っていきました。

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記事を読んでいただき、ありがとうございました。わかりづらい点や感想などございましたら、ご指摘をお待ちしております!



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