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詩)ドブ川 

いつも通る路の横に流れるドブ川
緑色に濁り汚い
時々、何かの腐った様な臭いがする
何かよくわからない魚や亀がいるのを
何度か見た
いつからこんなに汚いのかはわからない
仕事の都合で引っ越してきた頃には
すでにこんな感じだった
透き通るように美しい時は
なかったかも知れないが、
それなりに綺麗で
底が見えていた時もあった筈だ


汚いドブ川
だからこそ興味を惹かれて
ついつい覗き込んでしまうのかもしれない
それなりに綺麗なドブ川なら
なんの興味も引けずただの景色として
流れていってしまう

汚いドブ川だからこそ
好かれはしないものの
その哀愁に人は惹かれるのかもしれない

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