見出し画像

詩)告白

想いを詩に託した
どうする事も出来ず嘆くかのように
空回りを繰り返す自分を慰めるかのように

醜く歪んだ独占欲と
欲望を満たす支配欲を
ただひたすら言葉に込めた

何も見えていなかった
耳を傾ける事もなかった
目を閉じ耳を塞ぎうつむきながら
全てを吐き出した

貴方は優しく微笑んだ
微笑むだけで抱きしめてくれる事はなく

その微笑みは、哀れみ嘲笑う情けなのか
それともせめてもの愛なのか




この記事が参加している募集

スキしてみて