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詩)眠れない夜

眠れない夜がある
何かに興奮しているわけでも
いつか訪れる死に不安があるわけでもない
それでもただ眠れない

眠れないまま時間だけが過ぎて行く
朝がくる迄の時間は
他人の自慢話を聞いているよりも長い
何をするわけでもないのに
ただ眠れない

まるで時間が止まってしまったかのようだ
いっその事このまま止まってしまえばいいのに
それでもまた朝は来る
眠れなかった後悔とともに朝はやってくる
こんな事なら星でも眺めておけば良かった

また新しい1日が始まる
自分は昨日のままなのに
何も変わらないままなのに


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