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詩)Xmas

遠い昔、何処かの国で男が神になった日
この日を境に男は世界でただ1人
多くの人の願いを聞けども
来る日も来る日も感謝され恨まれ
崇められ罵倒され

山彦の様に繰り返されて
繰り返してはまた消える

誰かの記憶から消えさる事は許されず
間違いのない答えを知ってしまって以来
全てを愛し、全てを受け入れ
人であったのはいつの日か
男は嘆かず
男は諦めず
男は道を示す

愚かであった自分を顧みず
人々に愛を伝える

Mery Xmas
遠い世界で男が神になった日


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先月のスキの多かった詩ベスト5をまとめたマガジンがありますので、こちらの作品を気に入って頂けましたら是非、過去作も御一読下さい。