こんな日

ここでの私は弱さを出してもいいような気がしています。

「こんな日にはなにもいらない、全部それなりになってしまえ、それがどうなっても知らない。」

そう思いながら帰路に着きました。

半分投げやりで、半分世界を遮断しているような

そんな気持ちで。

泣きじゃくりたかった、自分が消息不明になればいいのではと思った。

家についてベランダに出ました。

息苦しくて涙が溢れて止まらなくて、しゃごみこみながら泣きました。1人になりたかったし、それ以上の解決策を1人で生み出せるほど強くなかった。

千葉の館山の星空を思い出しました。

そういえば綺麗だったなと思って、その時にインストールした星空が見えて星座を案内してくれるアプリを開きました。

天王星だけがキラキラと一際輝いていました。

それだけでした。それしか見えませんでした。

世界がどうにでもなっていいと私が思った日、天王星だけが見えたのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?