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こんにちは。計測エンジニアリングシステム株式会社 -KESCO セールスマーケティング部の松本と申します。

今回は、「KESCOの想い」というテーマで弊社代表取締役である 岡田 求 へのインタビューをお送りいたします。

KESCOとは、どのような会社なのか、我々の思いや業界の将来性など幅広くお伝えしていきます。

KESCOとは?

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計測エンジニアリングシステム株式会社は、計測、制御分野において、お客様により密着したシステムを導入し、最新のテクノロジーを用い、システムソリューションを広く国内外を問わず供給する、総合エンジニアリング企業を目指す技術集団です。  (弊社HPより)


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岡田 求                                                               計測エンジニアリングシステム株式会社 -KESCO 代表取締役                 


松本:岡田社長、本日はよろしくお願いします!

岡田:よろしくお願いします。


松本:まず、KESCOのビジョン、ミッションを教えてください

岡田

計測という業務はものづくりと密接に関係しています。ものづくりにおいての正しい 計測=測ること は非常に重要であると考えています。

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計測エンジニアリングという社名にもある通り

お客様のためになるような計測システムを広めていくことが我々のビジョンであり、ミッションであると考えています。

計測システムを広くご利用いただくことにより、そのデータは記録と継承・改善につながります。
我々は計測システムによりモノづくりにおいて究極の精度と効率化を提供することを生業として、
さらに実験計測とシミュレーション両面からものづくりを支えること目指しています。


松本:AIや5G、loTなどの新しい技術が次々に登場してくる中でこれからのものづくりはどのように変化していくと思われますか。ものづくりの未来について岡田社長のお考えを教えてください。

岡田

現在、ものづくりには第四次産業革命と呼ばれるように製造ラインの自動化の波が押し寄せてきています。つまり、これからのものづくりでは、高品位な製品を早く作ることが求められてきます。

最近、流行りの人口知能=AI、5GそしてものづくりにつながってくるIoTなどの新しい技術は、様々なことを可能にしてくれます。

5Gによる通信速度の向上で新しい情報が素早く、どんどん集まるようになってきます。自動車業界では、自動運転の技術や車と車が対話をするような技術も5Gが可能にしてくれます。

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このような新しい技術が普及していくなかで、新しいものを作ろうとした場合に、旧態以前のものを使ってオペレーションしていては、競合者としての遅れをとってしまいます。

もちろん資金的な条件をクリアすればということが前提ですが、新しい生産設備を導入し、合理化を図り、生産の品質も上げていくことが必要になってくるのではないでしょうか。

このコロナウイルス禍でのリモートワークや少子化による影響でワーカーの数が減少していく現状の中で、これからのものづくりはいかに効率よく高品位なものを作れるかが重要になります。

また、競争という意味では、いかに安く作れるかというもの重要なポイントになります。日本のように材料の少ない国でのものづくりは、非常に多くのハードルをクリアしなければなりません。

例えば、電気自動車のモーターには、ジスプロシウムという希土類の物質を使用しますが、その多くを輸入に頼っているのが現状です。

このような現状のなか、新しいものを高品位で生産するには、素材の開発も行わなければなりません。

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安く、高品位なものを作らなければならない中で、開発に携わる技術者の方々には、多くの苦労があるのではないかと感じています。

これからのものづくりで、取り残されないためには、AIや5G技術を使い、様々なものがつながり、様々な情報をデータ化し、データ解析から
新しいモノづくりに貢献していく展開が積極的に行われていくと考えています。

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松本:これからのものづくりにおいて我々KESCOはどのように貢献できるでしょうか?

岡田

ものづくりにおける測るという業務には、計測とシミュレーションという側面が存在します。

日本の大手企業の中では、シミュレーションの比率を高めていきたいという取り組みがあります。

その大きな理由が経費の削減です。

企業にとって経費の削減は誰もが望むところであると思います。

計測では、高価なツールが必要です。また、人員や工数もかかってきます。

シミュレーションが計測に取って代わることができれば大幅な工数の削減になり、経費の削減につながります。

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しかし、シミュレーションは一歩間違えれば、計測の値との間に大きな差異が生じてしまう可能性があります。

正確なシミュレーション解析には、正しい計測、様々な条件をシミュレーションの中にきちんと定義する必要があり、その定義が非常に重要です。

この定義を間違いなく細かく定義してあげることで近似解を得ることが出来ます。

ものづくりの根本となる製造技術などを十分に理解し、物理的・数学的な知識を持った方と連携をとることによって非常に高品位なものが素早くそして物理・数学的に耐えうる製品を生み出すことが可能になると考えています。

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従来は、匠の技といわれるような団塊の世代の方々が試行錯誤をしながら苦労を重ねて良いものを作ってきました。
しかし、どんどんそういった方々が業界からいなくなってきているのが現状です。

新しい世代の方々がその技術を継承することが可能であれば、企業としてもストレスなく業務を推進できると思いますが、人間の頭や技術を継承することは非常に難しいです。

そこで、シミュレーションの中に匠の方が持っていたエッセンスを与えることで、シミュレーションの結果がものづくりに役立つ解析結果として得られるのではないかという考えの元、知見を持った方々の情報をざまざまな角度から分析し、数学的な値として変換したものを組み込もうという努力も行われています。

計測をやめてしまうということではなく、計測はあくまでも重要な要素として簡単になくなることはないでしょう。
しかし、それを行ってきた方々が少なくなって来ていることも事実です。

その中でそれを補うためのシミュレーション技術がこれからのものづくりの中で大きな役割を果たしてくれるのではないかと期待しています。

我々 KESCO は、お客様に役立つシミュレーション技術をお届けすることで、社会や企業に貢献できると考えています。


松本:インタビューは以上になります。本日はありがとうございました!

岡田:ありがとうございました。


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