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セッティング編

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主に初心者向けにオフロードバイクのセッティングを書いたノートをまとめています。特にハードエンデューロ向けは特殊な部分もあるので参考になればと。
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#オフロード

KLX230R試走

KLX230R試走

noteに上げるのにちょっと時間が開いてしまいましたが、いつもの場所で午前中だけでもと軽く乗ってきました!

トランポからバイクを下ろして着替えている間に暖気をと、セルボタン1発で軽くかかります。キャブ車と違い、チョークやら初めは安定しないとかもなく、高めの一定の回転数でトトトトッと音を刻んでいます。1分位すると少し落ち着きますが、最近の4ストレーサーみたいに高めです。

まずは、広場へと移動しな

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KLX230Rセットアップ

KLX230Rセットアップ

早く乗りたいのは山々だけど、中古で買ったまま乗るのは不安なので付いているパーツを自分仕様に変えると同時に各部のチェックもしていきます。一応新しい年式のバイクだからゴム類の劣化は無いにしても、ベアリングへのグリスアップはしておきたいですね。

交換するパーツは、とりあえずハンドルとレバーは自分に合った物にするのは絶対必要。それに伴ってグリップとテーパーバー用のクランプも用意。あと、シートもアンコ抜き

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KLX230R初チェック

KLX230R初チェック

先週のレースでSL230で1位も取れた時に「30年前のトレールバイクでも優勝できました!」って言ってみたものの、SL230はもうパーツが廃盤だらけだし、改造もやり尽くしたし、これからの事を考えるとどうしようかな~って思っていました。

いくらSL230でやっていても、古いバイクでは一般的なライダーの参考にならないし、結局バイクじゃなくて乗り手だろっていう話になるので、現行のバイクに乗りたいという気

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ボアアップ&ポート加工

ボアアップ&ポート加工

これまで足回りや吸排気など色々なカスタムを施してきましたが、いよいよ最後の砦となるエンジンに手を入れる事にしました。

キャブやマフラーを変える事でも音量制限で抑えられていた分のパワーや特性を変える事は出来ますが、混合気を吸い込んで吐き出す部分であるエンジンに手を入れない事にはその効果も真に発揮されないという事に気づかされた訳で…より燃料を燃やす為のボアアップ、そこにより混合気を送る為のハイカムと

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PWK32 vs PWK28

PWK32 vs PWK28

ボアアップを前に最後のテストを。キャブの口径による違いを確かめようと思います。

一般的にセロー225とかには28mm口径のキャブがベストだと言われています。それは色々な人が試された結果そういう結論が出ているのだという事は分かってますが、カスタム度合いが違うならセッティングも変わるように、口径も28mmが本当にベストなのか?鵜呑みにせずに自分でも確かめてみたいと思うのが性。

まずは、装着出来るか

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CRF230Fの中華パーツ流用

CRF230Fの中華パーツ流用

今更なタイトルですが、CRF230F用の中華マフラーの流用に始まり、今ボアアップキットまで用意してますが、他にもキャブレターやハンドガード、グリップなどAmazonで購入しています。最近になってAliExpressを利用するようになって中華パーツ度合いが加速してますね。

SL230は現行車だった当時も不人気で、更に今は絶版車という事もあって社外パーツもですが、純正パーツですら手に入りづらくなって

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PE28 vs PWK28(もちろん中華)

PE28 vs PWK28(もちろん中華)

今までPWK28(中華)を付けていましたが、なかなかセッティングが出ず、出た!と思ってレースに出たら上が吹けずに気持ち良く走れずガッカリ…という事がずっと続いていました。

レース会場は高地だったり、気温が違ったりするし、まだ知見が足りないので仕方ないと思いつつ、色々変更してようやくここ数週間でヒントが得られ、納得出来るセッティングが出せました(セッティングまでの経緯と内容は下からどうぞ)

世間

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アンダーガード製作して貰った話

アンダーガード製作して貰った話

これまで力蔵のアンダーガードに自作のまな板ガードを付けて1年半程乗っていた訳だけど、多少なりともガード力が上がったとはいえ、やはりベースとなるガード自体がハードに乗るには役不足。くの字に曲げただけの1枚板だし、板の厚みも分厚い訳じゃないので、段々と開いてきてしまう。一度外したら付けるのは困難。1枚目の時に付属していたゴム板が波板状だった為、押し潰された事で衝撃がクランクケースに達して割れてしまった

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タイヤ考察

タイヤ考察

何か大層なタイトルを掲げていますが、あくまで自分が感じた事をまとめただけであって、タイヤの専門家でも無いですし、履いたタイヤの数や種類も大した事ないです。タイヤ論戦が始まると宗教戦争が起きてしまいますので、違うだろって思う人もいるかもしれませんが宜しくお願いしますw

過去には空気圧について書いたけど、今回はタイヤそのものについてです。

ブロック間隔広いと、土に刺さりやすく泥詰まりが少ないが、ブ

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AZ製品を試してみた

AZ製品を試してみた

何かタイトルがYoutuberっぽいですけどw 色々と試してみたいと思います。

ホームセンターでも見かける日本の潤滑油・ケミカルの専門会社、エーゼット株式会社(https://www.az-oil.jp/index.html

自分は今までスプレータイプの潤滑油とか利用してきましたが、バイク用のエンジンオイルが4Lで2,000円しなかったり、実際AZってどうなの?っていうのは皆さんも気になるか

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PDバルブの装着

PDバルブの装着

YSSのPDバルブを装着してみました!結果は良好です。詳細は後ほどとして、そもそもPDバルブとは何ぞやという方は下記のURLをまず読んでみてください。

もっと詳しく仕組みを知りたい方はこちらもどうぞ。

つまりは、減衰調節機構を持たず、オイルの粘度のみによって減衰を発生するダンパーロッドタイプのSL230だと、ハードに走るには役不足という訳です。

ストロークスピードが遅い時は減衰が効かず動き過

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CRF230Fのエアクリ装着

CRF230Fのエアクリ装着

元々乾式エアクリーナーであるSL230はオフロード走行をするとすぐに目詰まりするので、買ってすぐに自作で下記のような感じで湿式エアクリーナーに変更していました。

ですが、面積の狭いこのエアクリーナーでは2回程度走ると汚れによる目詰まりでパワーダウンを如実に感じており、いつも小まめに掃除しなくてはならないという不満がありました。

そこで、一般的なフルサイズのオフ車と同じようにエアクリーナーを大き

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中華PWK28装着について

中華PWK28装着について

純正の負圧式キャブが装着されているトレールバイクは、強制開閉式のキャブが付いたレーサーとレスポンスの部分で大きく違います。(最近のバイクはFIなので、セロー250でも割とレスポンス良いと感じますけどね)

もちろん、負圧式キャブはそのダルな部分が扱いやすく、疲れないで乗れるという良さでもあるのですが、パワーが無いSL230だと、全開固定で無いと登らない、一度でも戻せば回転が付いてこないという事があ

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中華マフラー(CRF230F用)装着について

中華マフラー(CRF230F用)装着について

そもそもSL230乗っている人が少ないので殆どの人にはアレだと思いますが、情報が少ないSL230なので誰かの役に立つかもしれないので書いておこうと思います。

20年以上前の不人気車種であるSL230には専用の社外マフラーが今は売っていないので、兄弟車種のXR230の異母兄弟みたいなCRF230Fのマフラーが着かないかとAmazonで買いました。フルエキが1万しないで買えるので失敗したとしても良い

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