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説明会の質問タイム活用方法(質問例あり)

ライバル達から一歩進んだ質問の考え方
・質問はギャップから生まれる
質問タイムで人事や上官にアピールするには!?
・重苦しい空気を切り裂いて最初の質問者になれ!
そのまま使える!困ったときの質問とっておき3選!

会社説明会の最後に必ず設けられる質問タイム。人事や先輩社員が目の前にいて好きなことを聞いても良いと言う。でも数十人、数百人のなかで手をあげて質問することなんて、気が進まないし、変なことを言ったら面接で潰されるんじゃないだろうか。。なんて考えてしまう人は多いんじゃないでしょうか?
社会人にとって、質問力は重要なスキルの一つです。ですが、皆さんは大学生活でどのくらい人前で質問したでしょうか?大講義室の講演会でてを上げて質問したことがあるでしょうか?多分質問したことのない人が多いですよね。だから説明会で急に「質問どうぞ」と言われても質問できなくて当然です。
苦し紛れの「御社の強みはなんでしょうか?」と言う質問から、数段レベルの上がった質問をして質問タイムを有効活用するために、役立つ質問の組み立て方とアピールの仕方を説明します!

質問は事前準備とのギャップから生まれる

説明会の質問タイムにする質問は、説明会の内容を聞いて出てくるものだと思っていませんか?説明していた内容そのものの質問ではない限り、質問は事前準備から生まれるものです。
どう言うことかと言うと、みなさん説明会に行くまでに、すでに業界研究や企業研究をしていますよね?そこで調べてきたものと違うと感じたところを質問すれば良いのです。それだけで一つレベルの上がった質問になります。
例えば、半導体ウエハーの市場規模は2019年だと約93億ドルです。ここ数年の市場成長率は8-10%弱でしたが、今年はマイナス成長に転じました。現在のところ、半導体ウエハーの製造は日本の大手のメーカーが牛耳っていますが、今後の5G時代を見据えると、再度成長に転じそうで、設備投資もしていると言うニュースも見た。と言うところまで調べていたとします。
ところが、説明会では業績が伸びている風な説明をされました。今年は市場が停滞したはずなのに、業績が伸びているのはなんで?と思いませんでしたか?これを御社の強みは何ですか、と組み合わせればいいんです。

《質問例》序盤の説明では業績が伸びていると仰られましたが、一方で市場は停滞していると言うニュースを見たのですが、御社のどういった点が強みとなって成長を続けているのでしょうか?

これテンプレにすれば、事業に関する質問は大概できると思います。ここから言えるのは、説明会始まるまでの時点でいくつかの質問の候補が立てられると言うことです。質問の候補が立てられたのなら、思い切って最初に質問しましょう!

重苦しい空気を切り裂いて最初の質問者になれ!

説明会の質問タイムに入った。「質問のある方は手をあげてどうぞ」と言われたものの、静まり返っている。序盤はよく見られる光景です。ですが!ここは勇気をだして重苦しい空気を切り裂き、最初に質問しましょう。最初に質問するのはメリットしかないです。
主体性がアピールできる、入社意思の強さをアピールできる、話を聞いていましたよと言うアピールにもなる、むしろデメリットなんて何一つありません。あいつでしゃばりやがってなんていう目は気にする必要ないです、質問しない奴が悪いです。変なことを聞いてしまったらどうしようという心配も不要です。せっかく何十分も説明したのに、何もリアクションがない方がよっぽど問題です。そういう時に質問した人を人事やOB,OGは覚えています。実際に自分は質問してくれた学生をほぼ全員覚えています。
もし、どうしても質問が思い浮かばないのであれば、周りの人が続いて質問しやすい空気を作るような質問を投げるのも手です。例えば、次のようなものです。

そのまま使える!困ったときの質問とっておき3選!

・あえていらない情報を混ぜて質問する
(男性Ver)「自分は子供大好きなので将来は子育てに参加したいと考えているのですが、運動会に有給は使えますか?」
・説明会にはなかった内容の質問をする
「御社の働き方改革はどのような点に重点的に取り組んでいますか?他社とは違った独自の試みや、実際に以前と変わったことがあれば教えてください」
「近年、自然災害や地政学リスクの高まりによって事業への影響が出ることも想定されると思いますが、企業活動を存続させることができるような体制は整っていますか?」

上記の質問はどの会社、メーカー、商社でも使えるかと思います!

まとめ

・質問は業界研究、企業研究の延長でギャップを感じたところを攻めてみよう!
・誰も質問しない時こそ最初に手をあげよう!
・困った時のためにもどこの会社にも聞ける質問を一つ二つ持っておこう!

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