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AFかMFか、利便性を取るか手間を楽しむか

中望遠の部類で単焦点。
持ち出して撮るシチュエーションを考えると、僕は単焦点に行きつく。
でも、90mmや100mmでは感覚的に物足りない。
ファインダーを覗いてしっくりくるのは135mmとなってしまうのです。
135mmって、最近は無いですよね。
よく言われる90mmだとタムキューとか、PENTAXだとD-FA100mmマクロがあるけど、違うのです。
で、色々とレンズを集めた結果、
takumar135mm/PENTAX-M135mm/PENTAX-A135mm/PENTAX-FA135mm
が手元にあるわけで、そこに60-300mm/70-300mm/80-200mmのズームを入れると7本にもなる。
とは言え、ZOOMは使いたくなくて……。
そうなると、単焦点の4本の中から選ぶことになります。

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元々評価の高かったFA135mmがAFも使えて便利だし、発色もまぁまぁ好みだし、選ぶとしたらこいつかな。
と思いつつも、ついでだから4本の比較をするかと撮り比べてみると、、、あれ?
一番シャープに写るのがA135mmだったりして。
takumarもMも悪いとは言わないけど、線のシャープさでいうとFAとAには勝てないわけです。
もしかすると、と思って、FAのピント微調整を行ってみたのですが、なんとなくねぇ。
比較などしないで、FA単体で見れば文句の無い写りをしているわけで、これはこれでアリなんだけど、Aと比較をしてしまうと決めきれないところがあって。

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そこで考えたわけです。
殆ど差が無いのであれば、AFの便利さを取ってFAを選ぶか。
撮っているという実感を得るために、MFのAを選ぶか。
発色も写りも、Aの方が若干勝っているような気もするし。
本当は、FAの方が総合的に評価が高いと思うのですが、これ、もしかすると同じシリーズでも個体差があって、たまたま、僕の持っているAが当たりなのかもしれない。

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というか、写りの違いが出る理由は薄々分かっているのです。
光にかざしてよく見ると、FAの方は後ろ玉とひとつ手前のレンズにうっすらとカビが見える。
この影響で、若干、発色が白っぽくなっているのでしょうね。
残念ながら、このレンズ、後ろの部分は簡単に分解して清掃するわけにもいかないのです。
まぁ、Lightroomで修正できる範囲だし、順光では気にしなくてもよいレベルではあるのですが。
とか色々と考えた挙句、手間をかけて撮っているという実感を選びました。悩んだ末に基本の組合せは、先日のTokina 20-35mm f2.8/PENTAX D-FA 50mm macro f2.8/PENTAX-A 135mm f2.8の3本にしました。
50mmもf1.4のレンズをtakumar/M/A/FAと持っているのですが、一番写りの良いのがmacroでした。
マクロレンズだから線もシャキッと写る傾向にあるし、当然ですけど、必要とあらば寄れるし。
しばらくはこんな感じかな。

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