【書評】18年間読まれ続けているベストセラーうまくいっている人の考え方
こんにちは、ケロクマです。
あなたは今、こんなことに悩んでいませんか?
職場に嫌なことを言ってくる人がいる
周りから嫉妬されて嫌がらせを受けている
自分を周りと比較して落ち込んでいる
など…。そんなお悩みを解決する1冊として「うまくいく人の考え方」の紹介&書評をお届けします。この本は、『精神的にきついな〜と思ったり、最近どうもうまくいかないことが多いなど悩んでいるときに読むとヒントをくれる1冊』でした。
自尊心を高め、自分を好きになる、自分を大切にするためのヒントがたくさん書かれています。あなたにとっても心に響くヒントがあるはずです。書評を読んで気になった方は、ぜひ手にとって読んでみてください。
自尊心を高めるための本。
著者:ジェリー・ミンチントン
訳:弓場 隆
「うまくいく人の考え方」は、自尊心を高め、セルフイメージを変えることで、人間的にも大きく成長するし、読む前よりも幸せな自分に変身できる。そのためのヒントをくれる1冊。
ただ、自尊心と言われてもピンとこないですよね。
自尊心とは、自分の価値を高めて自分のことを好きになること。もっとわかりやすく言えば、自分のことを好きになる、自分のことを大切にすることです。
自尊心は、人間関係や自信、メンタル面に大きな影響を与えるくらい強烈なパワーを持っています。実際に上司や同僚などとの人間関係が悪いのに仕事が楽しいと思うことはないですよね。
自尊心が高いと、「誰かと比べて落ち込んだり、自分は欠点だらけ。」といった考え方を払拭できます。自分を大切に、自分を好きになることで他人は他人と考え方を変えることができ、結果的に自分に自信が持てるようになります。
自尊心を高めるためのヒントの数は実に100個。読む気が無くなりそうですが、1つ1つが短いので、思ったよりもサクッと読めます。また、自分に必要があると感じる部分だけ読めば更に短時間で読めます。
「うまくいく人の考え方」がオススメの人
この本が特にオススメの人は、
職場での人間関係に悩んでいる人
人と比べて落ち込んでしまう人
今自信を無くしている、無くしかけている人
「うまくいく人の考え方」は、自尊心を高める本。なので、人と比べて落ち込んでしまっていたり、自分に自信をなくしている人にとっては心の栄養剤になります。また、職場での上司や同僚などとの人間関係がうまくいっていない人にとっても、解決策となるヒントがたくさんあります。
私も新卒で入社したての頃にこの本を読んでメンタル面を保っていたくらいです。ただ、限度があるので限界が来てしまうと効かなくなります…。
特に響いたもの5つと実践の結果
今回、本を読んでいて私が特に響いたものを5つピックアップしました。
いやなことを言う人を相手にしない
あなたの周りにも1人はいるのではないでしょうか。いやなことを言う人の心理を知ることで対策が打てます。あなたに嫌なことを言ってくる相手の大体が、「あなたを不快な思いにさせることで、楽しんでいる」もしくは「自分が上であることを証明したい」などがあります。
これらへの対処方法は、
離れる
関わらない
仕事上どうしても関わらないといけない→適当に笑って受け流す。(間に受けない)
間違っても言い返したりしないことが大切です。もし言い返してしまうと余計に相手がつけ上がってくるなどで逆効果になります。言われたことに対して腹を立てたり、落ち込んだりしたら相手の思うツボなので、いかに相手の思うようにならないかです。(心理戦みたいですが)
私も嫌な人に遭遇した場合は、なるべく関わらないようにしたり、離れたりすることを心がけています。実際に必要最低限にしたり、離れたりすることでかなり心が軽くなります。何か目標がある場合は、目標達成に集中するのがオススメです。
【ケロクマの経験談】
私は部活動で周りから嫉妬されることが多く、落ち込んだりした時期がありました。しかし、そのまま落ち込んでしまっては相手の思うツボなので、相手が私のどこに嫉妬しているのか原因を考えてみました。
すると、大体が「私が試合で勝ったり、良い点数をだすことが気に入らない」でした。そこで、逆の発想をします。それは、「より試合で勝つ&良い点数を出す」です。
そんなことしたら余計にひどくなりそう…。と思いますよね。しかし、「試合で勝つ、良い点数を出す」となるとそれしか見えなくなる(集中する)ので嫉妬してくる相手はどうでもよくなり、眼中から消えます。すると結果的に自分は目標達成して嫉妬してくる相手は勝手に潰れます。
嫉妬してくる人の心理は、「なんとかしてあいつを引きずり下ろして自分が上にいきたい」です。なのでその心理を逆手にとればいいのです。
たくさん失敗して、たくさん学ぶ
誰しも失敗するのは嫌だと思います。私もそうです。しかし、この本では「失敗は学ぶために必要なこと」と書かれています。
失敗すると、クヨクヨ悩んだり失敗をいつまででも引きずってしまいますが、失敗=学びの機会と捉えることで、失敗しても少し心が軽くなります。失敗したとしても殺されるわけでもなく、死ぬわけでもない。
むしろ、間違ったことが1つ消え、正しいことが1つ増える。そういう意味からも失敗を恐れずに取り組むのが大事だなと感じました。特に、新卒1年目は質問をたくさんできる特権を持っているので、フル活用し、自分の学びにつなげようと思います。
【ケロクマの経験談】
新人研修中のエピソード。プログラミングでWEBアプリ開発をチームでしているときの話。
わからないことが出てきたとき、最初は自分で解決しようとし、なかなか質問に踏み出せませんでした。質問するのは、完全に手詰まりになってから。わからないことをずっと調べてても解決するはずもありません。
ある程度調べてもわからなければ質問をして解決する。この質問になかなか行けないこと、失敗が怖いのは似ていると思う。2つに共通しているのは、「恥ずかしい」ということ。
失敗をするのが恥ずかしい、質問をしてそんなこともわからないのかと言われるのが恥ずかしい。特に「プライド」が高いと余計に恥ずかしさが勝ってしまいます。
質問=わからないことを解決する、新たな知識が一つ増えて自分の成長につながる。
失敗から学ぶこと=間違った方法が修正され、正しい方法が分かる。
自戒も込めて常に意識していきたいですね。
相手にどう思われているか心配しない
私はよく相手にどう思われているかや、人の目を気にしてしまうタイプ。この項目を読んでくださっているあなたもそうではないでしょうか?これが酷くなると、全てのことは自分に言われてるんじゃないかと思うこともありました。
しかし、相手にどう思われているかを考えていても、それは「相手が決めることであり、自分ではコントロール不可能なもの」と気づいてからは少しずつ気にしなくなりました。
難しいことではありますが、「自分と相手は切り分けて考える」と楽になります。これを意識するようになってからは、あまり相手にどう思われているかを考えなくなりました。SNSのフォローする、しないも相手がすることなので自分ではコントロール不可能。「いいね」をする、しないも。
自分がコントロール出来ることに目を向けるようにしてみてはいかがでしょうか。
毎日30分自分のための時間を持つ
毎日忙しくて時間がない。あなたもそうなっていませんか?私もそうでした。しかし、1日30分自分のための時間があるか、ないかで気分やモチベーションも大きく変わります。自分のやりたいこと、好きなことができるので精神的にも楽になったり、仕事を頑張れたりします。
自分のための時間は何をしてもOKです。
好きなアニメを見るもよし
音楽を聴いてリラックスするもよし
好きなものを食べるもよし
といってもどうやって時間の確保をすれば?となりますよね。例えば、
毎朝30分
寝る前の30分
何かしながらできることをする(通勤しながらなど)
など意外と時間は作れるので、1日のなかで使える時間を洗い出してみましょう。私も必ず1日30分自分のための時間を取っています。
好きなアニメや動画をみる
好きな音楽を聴く
寝る30分前は読書をしてリラックスする
など、本当になんでもOKです。私も1日30分自分のための時間を作ることで、1日を充実させることができています。
自分と他人を比較しない
わかっていても難しいですよね。私も比較してしまって落ち込むことがあります。自分と他人を比較するときは大体自分と相手の優劣を判断しているのが典型的なパターン。
これをやめるには、「自分は自分、他人は他人である」と考え方を変えることしかありません。なかなか難しいですが、この考え方があるかないかで他人と比べて落ち込んだりすることがなくなります。
もしどうしても比べてしまう…。なら「昨日、1ヶ月前、3ヶ月前の自分と比べる」ことをオススメします。すると、自身の成長に気づき、自信が持てるようになります。私も「過去の自分と比べる」ことを意識するようになりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は学んだことを5つピックアップしました。
嫌なことを言う人を相手にしない
たくさん学んでたくさん失敗する
相手にどう思われているか心配しない
毎日30分自分のための時間をもつ
自分と他人を比較しない
これ以外にもたくさんの学びがある1冊でした。今ならKindle Unlimitedで読み放題の対象になっているので、無料で読めます。
それでは、また次回noteで。
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