今日の一枚「Pinkerton」Weezer
おはようございます。
今日、仕事で怒られました。
別に珍しいことじゃないです。
施工管理って仕事の性質上、怒られて謝って綿あめより軽い頭下げるのが仕事みたいなトコあります。(そんなことはなく僕が無能なだけ)
怒られるのは慣れてるけど自分に非が無いときは尚更泣きたくなる。。。
今日の一枚はアメリカのロックバンド Weezerの2枚目のアルバム「Pinkerton」です。
アルバムリリースは1996年9月24日なので僕と同い年です。
Weezerの音楽性については一般的に「泣き虫ロック」とか言われています。(ダサいって言わないで)
浮世絵のジャケ写からも分かる通りフロントマンのリヴァース・クオモは日本大好きです。
日本人女性と結婚してます。
お察しの通り、今日このアルバムを選んだ理由は単純に仕事で怒られて泣きたい気分だからです。
僕はへこんだときは決まってこのアルバムを聴きます。
流れも含めて全曲本当に大好きですが今回はその中から2曲紹介します。
曲目
1.Tired of Sex
2.Getchoo
3.No Other One
4.Why Bother
5.Across The Sea
6.The Good Life
7.El Scorcho
8.Pink Triangle
9.Falling For You
10.Butterfly
1.Tired of Sex
今までイケてない陰キャだったリヴァース少年がデビューアルバムの成功で人気者になり女の子をとっかえひっかえできるようになったけど
みんな人気者だからって理由で寄ってくるだけで本当の自分なんて見てくれない
たぶんそんな歌です。
Whoa!という悲痛な嘆きが生々しくて今の感情とリンクします。
ここから5.Across The Seaに行くまでの流れが本当に好きです。
5.Across The Sea
日本のファンの女の子との恋を歌った歌です。
この上なく美しいイントロが最高。
アルバム前半の号泣タイムもこの曲で少し落ち着きを取り戻したかと思えば今度は「君がくれた封筒の匂いを嗅いで 舐めて」
え、まってむり...…蛙化現象まったなしです。
けれどこれこそ彼の最大の魅力、泣き虫ロックたる所以
思春期特有の黒歴史みたいな感情をそのまま歌詞にしちゃう
リヴァースかわいい、となる
影響をおおいに受けた銀杏ボーイズも「あの子のお尻に顔をうずめて息ができなくなって死にたい」とか歌ったりしています。
サビの「I've got your letter and you've got my song」
僕には君の手紙だけ 君には僕の歌だけ
の一文が切なくてとても好きです。
曲が終わると6.The Good Life 7.El Scorcho 8.Pink Triangleと名曲が続き
9.Falling For Youのイントロであぁアルバムが終わるなぁと感傷的な気持ちになります。
(このころには仕事で怒られたことなどどうでもよくなっている)
そしてラスト10.Butterflyはスローな弾き語り。
最後はI'm sorry, I'm sorry, I'm sorry…と呟いてアルバムは幕を閉じます。
ごめんなさい。全部僕が悪いです。と
こうして心を入れ替えて翌日、また晴れやかに出社するのです。
立派な社畜の出来上がり。
いかがだったでしょうか。
今回紹介したのはピンカートンでしたが、まだWeezerを聴いたことないという人は青盤や緑盤の方が聴きやすいのでお勧めです。
ですが気持ちが滅入って「だめかも……」というときは断然コレです。
リヴァース少年の叫びを聴いて、「あぁまだ大丈夫だった笑」となりましょう。
閲覧いただきありがとうございました。
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