DIYで、トランクにサブウーハーをインストール
サブウーハーを追加する意味
こんにちは! ケロケロです。
「サブウーハーって、ズンドコうるさい」なんて事思われてませんか?
それは悲しき誤解です。あれは調整が無茶苦茶で、「振動発生器」にしてしまっているんです。
サブウーハーは、低い音を得意とするスピーカーです。音は空気を震わせて耳へ伝わってきますが、低くなるほど振動に近くなります。
この低い音は、音の厚みを担当しています。
例えば、太鼓の音を聴いてみると、「ドーン!」と耳に聴こえる音に加えて、肌にビリビリと伝わる臨場感があります。
スピーカーで再生する場合、この「ビリビリ」を担当してくれるのが、サブウーハーなんです。
つまり、サブウーハーは肌で聴く音なんですね。
これの出力をただ上げてしまうと、イメージの悪い「振動発生器」になってしまうんです。ちゃんと調整してやれば、音の厚みや臨場感を奏でてくれます。
サブウーハーをカスタムインストールしよう!
カロッツェリアやケンウッドからリリースされているサブウーハーをインストールするのも良いのですが、DIYが好きなもので、自分でトランクにワンオフで埋め込んじゃいます。!
そして、手に入れたのがこの38cmのサブウーハー。随分昔の物ですが、確認したところ動作に問題はないようです。
サブウーハーは口径が大きいほど、低い音を出してくれます。今どき38cmのスピーカーって、珍しいと思います。。。
トランクの計測
トランクに埋め込むために、大きさを大雑把に計測しておきます。
この中に上手く収まるように、サブウーハーのBOXを作成していきます。
ウーハーボックスの作成
BOXの素材ですが、こだわりだせば色々なものがあります。
が、その分お値段が・・・
まずは作ってみることが大切なので、ホームセンターで安価なものを探しました。
形は適当でいい
ウーハーボックスは、見えなくなる部分なので形はどうでもいいです。トランクの大きさに合わせて作ってみたら、こんな感じです。
ある程度形が出来たら、実際にトランクに乗せて確認してみます。その際には車にぶつけて泣かないように、養生をしておいた方がいいですね!
うん、ピッタリです。今のところ・・・。
ボックスの剛性アップを
ウーハーボックスは、音を出すための大切な箱なので、強度を確保しておく必要があります。
継目にファイバーパテを盛っておきます。
スピーカーも仮セットしてみました。それっぽくなってきましたね!
左のスペースには、パワーアンプを設置する予定です。
化粧板の作成
見える部分の、化粧板を作成します。アンプを載せる場所にはアクリルの板を入れました。
適当なパワーアンプで、動作確認もしておきます。いざ取付という時に実は動かないってなると泣きますからね。
そして、LEDも仕込みました。
眩しすぎた!!!
ウーハーボックスは完成したので、トランクに乗せてみます!
トランクへインストール
それでは乗せましょう。養生を忘れずに。
パイルダァーーーー、オンッ!!!
はい。OKです!
大きさも問題ないです。よかった。
夜になってLEDの点灯確認もしてみました。悪い予感が当たりました。
やっぱり眩しすぎた!!!
パワーアンプがメッキ調なので、反射してニバーイ、ニバーイになってます。
・・・ま、いっか。
さて、その音質は
現状、見た目はともかく、音を聴きこんでみました。
口径が大きいためか、低域にものすごく余裕があります。
深い音に厚みがすごい。
全然音がたわんでないんです。
中高域も明瞭感が増したように思います。
ライブDVDなんか見てますと、観客のせりあがってくる歓声や拍手など
耳から聴こえる部分だけではなくて、肌に伝わってくるような感じです。
劇的に音は変わりました。
トランクっぽくするために
音は良くなりましたが、このままだと見た目があんまりなので、トランクとしても使えるような工夫をします。
まずは、トランクの形に合わせて、天板の作成。
ここから、サブウーハーとパワーアンプの部分を切り抜きます。
ビニールレザーを貼って仕上げます。
出来ました!!!
ちなみに、切り抜いた部分をパコッとはめれば、通常のトランクスペースのように、荷物を載せることも可能です。
時間もそれなりに掛かりましたが、作ってみて本当に良かったです!音も劇的に良くなりました。
決して簡単なものではありませんでしたが、興味があればぜひお試し下さい!
この内容は、ブログの記事をまとめたものです。こちらもよろしく!
http://sirout-diy.com/ [DIYでプチカスタム]
最後までご覧いただきありがとうございました。面白いなと思ったら、投げ銭してもらえると嬉しいです!
DIYの軍資金にさせて頂きます!
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?