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侍に、温泉を

オーラリーディングというものを受けた。

自分が纏うオーラの状態を読み取ってもらうもの。

7層あって、それぞれの層につき2.3色あるから、最大21色分の情報を知ることが出来る。

その情報量は、一度聞いただけでは整理できないくらいに濃く、膨大なもの。(録音させてもらい、後から整理した)

私自身忘れかけていた癖や、子どもの頃に感じていた事、今どんなふうに過ごしているかなど、オーラにはハッキリと現れている。

リーディングをしてくださった方の、色に対する解釈や伝え方の的確さにも驚いた。とにかく、自分にはとてもフィットするものだった。

最近ぼんやり感じていたことが、オーラにはハッキリと現れていたり、

癒し切れてないと感じる面は、その通りまだ残っていたりと、本当にドンピシャなリーディングになった。

私はこの先、オーラなどのエネルギーが大切な軸になるとかんじている。

今は人を見る時の要素として、

外見、声、表情や仕草などがほとんどだけど、それに「エネルギー」が入ってくる。

表面的に素晴らしい振る舞いをしていても、本当は怒りに満ちていたり。

パッとみると無愛想でも慈愛に満ちた人だったり。

そんなことも皆が当たり前のようにわかるようになる。

何か悪意があればすぐにわかる。嘘がつけない。偏見も詐欺も悲しい事件も起こりにくくなる。

そんなオープンな世界になると確信してる。

お侍さん、こんにちは

第5層。コミュニケーションに関することが現れる層を読み取ってもらったときのこと。

色としては群青色。

一寸たりとも動かずに、いつでも刀をとれるように構えて鎮座しているお侍さんが、そこにはいるらしい。

…笑ってしまうくらい、その通りだった。

私は人とのコミュニケーションをとる時、

変に思われないように。普通に見られるように。人を不快にさせないように。誰からも突っ込まれないように。1ミリも間違いのないように。

そうやって気を張ってしまう。頭をフル回転させて、頭のてっぺんから爪先までコントロールしようとしてしまう。それには膨大なエネルギーが必要で、人と会うということは、すなわち修行のようなものだった。

そこには気楽さが微塵もない。力んで、気張って、繕って。

そうじゃないと、私はうまく人と交流できない。

という思い込みがあったから。

相手がコンビニの店員さんであろうと、タクシーの運転手さんであろうと、すれ違う人であろうと、

隙を見せず、「理想の自分」を振る舞ってしまう。

それが、正座する侍へとして現れていた。

お侍さんに温泉を

いつものように目を閉じて、イメージを使い侍に会いにいった。

ひょっこり現れたわたしの存在にびっくりしてる。

まずは、今まで守ってきてくれたことへの感謝を伝えた。

あなたのおかげで私は、普通の人として社会生活が営めた。どうもありがとう。

今はもう、戦わなくていい。構えなくていい。大丈夫になったよ。

あなたの仕事がなくなるわけじゃない。いざという時は、これからも助けてほしい。それ以外の時は、のんびりゴロゴロしててほしい。その方が、いざという時にシャッキリして動けると思う。

渋い顔をするお侍さんを抱きしめる。

本当にありがとう。今まで一人で背負わせてごめんね。これからは私も一緒だからね。

温泉を用意した。美味しいお酒も。

遠慮がちに脱衣所に入っていく背中を見送る。

どうか少しでも、彼がホッとできますように。あぁ、疲れたな〜!って、開放されますように。

深い感謝。ありがたさ。

守られてきた。与えられてきた。

彼は孤独の中、わたしの不安感を一手に引き受け、いつでも刀を抜けるように準備してくれていた。

彼をそうさせたのは私だ。彼を育てたのは私だ。

だから、私が労って、安心させてあげよう。開放してあげよう。

心からの感謝を伝える。本当にありがとうと。

オーラリーディングの素晴らしさ

オーラリーディングには、私たちが軽やかに生きていくヒントが詰まっている。

私の場合、30年以上奴隷生活(親に支配されて従ってきた)をしていて、オーラには長年蓄積した重たい淀みがあった。だけど、そこから出ようとしていたり、新たに癒しのエネルギーで包まれていたり、確実に変化していた。

変な話だけど、淀みがある=私が親から受けた被害はたしかにあったという証拠のようで、淀みすら愛しかった。耐えてきた自分が確かにいたってことだから。

毒親からの被害って、証拠がない。

いくら生育環境が原因で心身共にクタクタになっていても、自分のせいってしちゃいがち。

その点、オーラは嘘をつかない。親子の絆みたいなふわっとしたもので合理化しない。幼少期におかれていた環境、それによりどんな影響を受けたかが、ハッキリと現れる。わたしの場合は、灰色がかった緑。疲れ果ててぐったりしている姿となって現れていた。

2年以上カウンセリングを受けて、癒しを進めていても、やっぱり確かに被害を受けていたんだよ!耐えてきたんだよ!と再確認できると、安心する。

そして、重く淀んだ状態から、癒しがグーン!と進んでいることを実感できたことも嬉しかった。

このままじゃいけない!と常に急いで、ソワソワする赤いエネルギーの周りには、

「大丈夫だよ、ここにいな、大丈夫だからね」と自分を安心させるピンクのエネルギーが、ちゃんと寄り添ってあげていた。

少しずつでも癒しを進めていけば、エネルギーには現れる。そう確信した。

すごいぞ、エネルギーの世界!

人に内面を見透かされるって、気分がいいわけじゃない。でも、勇気を持って内面を覗いてみると、奇妙キテレツで最高に面白い世界が広がっている。

どんなエンタメも凌駕する最高の研究対象。それが自分。

自分に感動する。自分を面白がる。マジでサイコー!

まだまだオーラリーディングで見えた面白い世界があるので、また書こうっと。

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