PowerAutomateで日本語の曜日を出力するには
みなさんこんにちは。
今回はPowerAutomateの”曜日”の話です。
フローを作成する時、日時や曜日を扱うことはよくあるかと思います。
今日の日付をメールやチャットの本文に挿入するとか。
例えば、以下の形式で特定の日付を挿入したいとしましょう。
2022年10月4日(火)
この時、曜日((火)の部分)を日本語で表現するには少しコツが要ります。
では試しに、現在の時刻をチャットで送信するフローを作ってみましょう。
まずはそのまま”現在の時刻”を送信してみます。
するとこんな感じ。
PowerAutomateのデフォルトフォーマットで送られてしまうため、自分の表示させたい形式に直してやる必要があります。
そこでformatDateTime関数を使用します。
調べたところ仕様はLogic Appsと共通のようです。
(Logic AppsはAzure版PowerAutomateみたいなサービス)
関数の形式は以下のとおりです。
formatDateTime('<timestamp>', '<format>', '<locale>')
まず<timestamp>に表示したい日時の情報を指定します。
ここでは現在の時刻を入れます。
(動的なコンテンツから選択すると手打ちする必要がないです)
続いて<format>に表示したい形式を指定します。
冒頭の表示形式にしたいなら以下のようになります。
ただし、これだけだと曜日が”Mon”のように英語表示になってしまいます。
なので<locale>にja-JPを指定しましょう。
これで意図した形式で表示されるようになります。
ちょっとしたことではありますが、日本語で日付を扱う場合はぜひお試しください。
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