見出し画像

仕事中に絵を描いてると遊んでるみたい

ぼくのスキンヘッドを触らせてあげるぐらいの、仲のいい子の席へ仕事の話をしにいったら、裏紙を使ったメモ書きのなかにイラストがあった。それに気づいたぼくを見て、絵を書いたりして、遊んでるっていわれちゃうと言っていた。

ぼくはもともとECサイトのデザイナーとしていまの会社に入ったから、デザインはもちろんのこと、ちょっとしたイラストも自分で描いていた。いまいる営業部でも、営業にありがちな、目標達成率などのグラフや、達成者を貼り出すようなポスターを、仕事のひとつとして担当している。

営業の人からみて、絵を描くのは遊びに感じるのも無理もない。20年前、プログラマから、まだ素人からでも入りやすかったWEBに来たときのじぶんも、そんな感覚だった。プログラマ時代、パソコンに向かってやることと言えば、キーボードを叩いてプログラムを入力するか、ドキュメントを作るかだったから、ずっとマウス片手に、PhotoshopやIllustratorとか使ってるのが、仕事じゃないみたいな、変な感じだったのを覚えている(といっても最初の何日かで慣れたけど。)

いまの会社も18年。WEBデザイナ、ディレクション、 WEBプログラミング、グロース、UI/UX、情シスと、あれこれやってきたので、ボスターを作って職場の壁に貼るのも、はたまたゴリゴリPythonを書くのも、違和感なく両立してるけど、そういう仕事したことない人には、なかなか想像しにくい。

もっとも、最近は新卒一括ばかりでなく、前職は酒蔵にいたとか、ガスの点検をしていたとか、学習塾の塾長をしていたとか、ユニークな経歴のひとが増えたので、ぼくのほうの想像が追いつかない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?