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4Hサイクル理論とは

まずは環境認識をどういう風に行っているかですが、私は4Hサイクルを基軸として環境認識を行なっております。

1.4Hサイクルの定義について
4Hサイクルとは、為替相場で上下する周期(サイクル)に対して一定の法則性を説いて、取引に応用した理論です。
為替相場は上昇と下降、もしくはレンジを繰り返して相場を形成します。
サイクル理論を使うことで、相場の全体の流れを把握することができるのです。サイクル理論では、「安値から高値そして安値に向かう周期を一つのサイクル」と定義しています。必ず一定のサイクルによって相場が形成されていくため、相場全体の流れを把握するのに有効な手法です。

2.周期(サイクル)について
(1)4Hサイクル周期
4Hサイクルは60本〜80本前後で1サイクルを形成致します。そのサイクルが、右肩上りなのか、左肩上がりなのかという単純な理論です。

(2)メジャーサイクル周期
4Hサイクルが3〜4つ形成され1つのサイクルを形成したものが、メジャーサイクルと言います。本数は35本〜45本前後。

(3)プライマリーサイクル周期
メジャーサイクルが3〜4つ形成されたものをプライマリーサイクルと言います。本数は、24本〜35本前後。

3.トランスレーションとは
サイクル理論における方向の事です。2つのパターンしかなく、ライトトランスレーション(右肩上がり)もしくはレフトトランスレーション(左肩上がり)しかありません。

(1)ライトトランスレーション
1つの周期(サイクル)を半分にした時に、天井が右にある場合をライトトランスレーションと言います。上昇相場となっており、ロングエントリーをメインとした立ち回りになります。

(2)レフトトランスレーション
1つの周期(サイクル)を半分にした時に、天井が左にある場合をレフトトランスレーションと言います。下降相場となっており、ショートエントリーをメインとした立ち回りになります。

4.イレギュラーについて
・ハーフプライマリーサイクル
日足で60本前後。2つで1つのプライマリーサイクルを形成する。

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