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電通マン36人に教わった36通りの「鬼」気くばり【読書紹介文】

こんにちは、霧嶋です。
遅くなりましたが、
皆様、あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。

正月ボケもやっとなおり、
また少しずつnoteを書いていこうと思います。

今回は、【読書紹介文】
実家に帰ってこの本を読んでみましたので、
簡単にまとめてアウトプットしてみようと
思います。
よければご覧あれ。

今回はこちら。


動機は家にあったから。
それでも面白かったのでOKです。
この本を簡単にまとめてみました。

戦略気くばり

◯木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)のエピソード
冬の夜、尾張の国主である織田信長が外出しようとして
ぞうりを足に入れると肌触りが暖かい。
その時に藤吉郎が懐に入れて暖めていたことがわかり、
その気くばりに関心し、出世のきっかけになった。
これは日本人なら知っている
すごく有名なエピソードです。
この時、藤吉郎は21歳
同じ歳でここまで気が回るのは恐ろしく感じます。

◯エピソードからわかる「気くばり」の必要性
このエピソードはわかりやすい
目上の方に対する『媚び』なのかもしれません。
しかし、この媚びをすることが評価される対象となり、
強く相手の心にインパクトを与えられるように思います。
相手のハートに刺さる行動をすることによって、
初めて評価されるスタートラインに立てるのではないでしょうか。

具体的な「鬼気くばり」

タイトル通り36通りの”気くばり“が本書には
載っていますが、ここで紹介するのは3つ
私が心に残ったものを紹介します。

◯安物のボールペンを必ず2本持ち歩く。
ビジネスで必要な概念の一つ
それは“貸し借り”です。
いろんな貸しを作っておくことで
ここぞのときの無理なお願いを
通すことが出来ます。
打ち合わせ中に相手がペンを忘れてきた時、
素早く安物のボールペンを2本出して、
1つを差し上げる。

安物だから不自然ではないのに、
後に使用する時に思い出してもらえる。
効率的な「貸し」になると思います。

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◯ビジネスメールには極力体温を残す。
メールは知らない相手にもどんどん送られていきます。
なので特定の相手との馴れ合いを感じさせる
文章は書いてはいけません。
だからといって、要件だけ書いたのでは
突き放したような感じで反感を買ってしまう
恐れがあります。
そんな時はこういう風にして
人間の体温を残すのはどうでしょうか。

取引先⇨「いつもお世話になっております。」
上司 ⇨「お疲れ様です。」
転送時⇨「以下、転送部分です。」

一言そえる“気くばり”が相手の心に
刺さるのではないでしょうか。

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◯3日後の100%より、翌日の60%
仕事はスピードが第一。
本書にはそう書いてあります。
そもそも、仕事の出来、不出来は
主観に過ぎません。

ある人は100点と評価しても、
他の人は30点と評価するかもしれません。
しかし速さは客観です。
最初に出された答えであり、
それを後から修正することも可能です。
だから速さを優先するべきです。

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最後に

ここまで戦略的な気くばりを紹介してきましたが、
人間が最後に動くのは、
「情」です。
ここまで何をしてくれたか。
自分のために、これだけしてくれたか。
そんな経験をしたこともあったし、
そんな人のために動いたこともありました。
その時に必要なことは、相手に気に入られたい
ではなく、どうすれば相手が
気持ちよくいられるか
考えていたように思います。
自分といる時に心地いいなと
思ってもらえるように、自然
本書に書かれてることができればと思います。

これ以外にも多くの「気くばり」が載ってあります。
気になった方は是非読んでみてください。



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