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会社の飲み会やサービス残業をナンセンスと言う人は、アーティストに神対応を求めてはいけない

今は会社の飲み会に残業代を求めたり、サービス残業を拒否したりする風潮が当たり前だそうな。
まあ気持ちは分かります。
仕事時間外に仕事相手と酒なんか飲みたくないだろうし、タダで働くのは誰でも嫌ですよね。
ただ、そういう人ほど芸能人やアーティストに同じことを求めている気がします。
そう、神対応です。
プライベートで出会ったら握手や写真を撮ってくれたり、笑顔で気さくに対応してもったり、SNSでレスをもらえたりすると神対応として称賛し、そうでないと塩対応として文句を言う。
そんなエピソードは掃いて捨てるほどあります。
それ、お金払って参加したイベントですか?
だったら対応に文句言う権利はありますが、そうでないただのプライベートならサービス残業の強要と同じですよ。
あなたがタダで仕事したくないのと同じで、タレントやアーティストもプライベートで仕事(ファン対応)したくないはずです。
もちろん例外はいますが、それはその人の場合だけです。
「誰々さんはプライベートでも神対応だった、なのにあなたは…」と言うのは、「誰々さんは会社の飲み会に参加する、サービス残業もしてくれる、なのにあなたは…」って言われているのと同じです。

タレント、アーティスト、インフルエンサーに仕事以外の神対応を当たり前に求めるのなら、まずあなたが会社に神対応をしましょう。
それをしたくないのなら、推しをプライベートで見つけてもそっとしてあげましょう。

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