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世界一わかりやすい等価交換の例

等価交換については下記記事を参照。

等価交換について日々ネタを探していると、めちゃくちゃ分かりやすい例を発見したのでご紹介します。

アメリカでウェイトレスとして働くシンシアは、2000年に母親と一緒にカジノに出かけました。
そしてメガバックスというスロットで遊んでいると、突如3490万ドルの当たりを引き当てました。
1ドル157円(記事執筆時のレート)として約54億8550万円相当になります。
彼女はそのお金で世界一周旅行をし、残りの人生は悠々自適に暮らそうと計画しました。
しかしその数週間後、シンシアのフィアンセの誕生日にドライブをしていると、彼女の乗っている車に暴走車が突っ込み、妹とフィアンセの命を奪ってしまいました。
さらにシンシアはこの事故で下半身不随となってしまいます。
その後、彼女はスロットの配当金を治療に当てて暮らしています。

うーん……なんと分かりやすい等価交換でしょう。
等価交換の法則でいうと、代価の後払いとなります。
恐らくシンシアはそれまで、特に苦労をしたり不幸に遭わず、普通に幸せに生きてきたのでしょう。
ですから過去の代価との相殺にはならず、いきなり莫大な報酬を受けて、その分の代価が一気に押し寄せてきたようです。
それにしても高額当選から数週間での悲劇というのがちょっと恐ろしいですね。
シンシアが配当金をある程度寄付していればその分の代価は免れたはずですが、仮にそのつもりでも数週間ならまだ実行する余裕がないかもしれません。

このシンシアの話はカジノ界では有名だそうです。
日本でも宝くじの高額当選者が悲惨な人生を送ったなんて話もよくあるので、高額当選なんてするもんじゃないですね。

参考記事はこちら。

等価交換の法則とは

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