読書メモ20年2

概要

(題)1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え
(著)エリック・シュミット, ジョナサン・ローゼンバーグ , アラン・イーグ

おすすめ度
★★★☆☆

サマリ

たった1人で、シリコンバレー中の企業に空前の成功をもたらした伝説のリーダー、ビル・キャンベル。すべての人に対して愛を持って人間として理解することでビジネスを成功に導く。戦略、競争、収益等に集中してしまう経営者に、人として最も大切な価値観を教えてくれるコーチだと分かる

抜粋

- マネジャーは肩書きがつくる。リーダーは人がつくる
  - どうやって、部下をやる気にさせて与えられた環境で成功させるか?あれこれ指示するのではなく、同じ部屋で一緒に過ごし、自分は大切にされていると部下に実感させる。耳を傾けて注意を払う、それが最高のマネジメント
  - 勇気を出すのは大変なこと、人は失敗を恐れリスクを怖がる。マネージャーはためらいを乗り越えるよう背中を押さないといけない。自分の判断に自信を持たせる
  - 支援、敬意、信頼を通じて人がエネルギーを解放し、増幅できる環境を生み出す
- 「信頼」の非凡な影響力――「心理的安全性」が潜在能力を引き出す
  - 教えられる側がコーチングを受け入れる姿勢でないと価値は引き出せない、正直さ、謙虚さ、諦めず努力を厭わない姿勢、常に学ぼうとする意欲、なぜなら赤裸々に自分の弱さをさらけ出す必要がある 
- チーム・ファースト――チームを最適化すれば問題は解決する
  - 人は協力的なコミュニティの一員だと感じると仕事に対する意欲が高まりら生産性が上がる
- パワー・オブ・ラブ――ビジネスに愛を持ち込め
  - 人間の部分と仕事の部分を分けず、どんな人も丸ごと人間として扱い、一人ひとりをひたむきに、心から大切にする
- ものさし――成功を測る尺度は何か?
  - 自分のために働いてくれた人、自分が何らかのかたちで助けた人、その中で優れたリーダーになった人は何人いるだろうか、それが自分の成功を図るモノサシ

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