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ヴィーガンの暴徒化に対して思うこと

僕はお肉を食べるのが大好きです。
好きな食べ物は?って聞かれたら真っ先にお肉って答えるし、毎日食べても飽きないくらい好きです。

対して、世の中には宗教上肉が食べれない人や菜食主義者(ベジタリアン)の人がいます。
それはその人個人の事情だし、自分で完結するものなので、僕は何も思わないです。

そして最近では、肉だけじゃなく、魚や出汁をふくめ動物由来のものを一切摂らないヴィーガンという方々も出てきました。

 

日本語では「絶対菜食主義者」と言われるヴィーガンの人たちは、基本的に野菜や大豆、小麦などの植物性由来のものしか食べません。

それらは宗教などに関わらず、単純に動物由来のものを食べるのはよくないからだ、という考え方によるものです。

僕としては、真逆にいるような方々なので、全く気持ちは理解できませんが、他人に迷惑がかからないならいいかな、くらいにしか思ってませんでした。

しかし、最近世界中でヴィーガンの人が増えつつあり、ヴィーガン向けに大豆由来の肉や魚に近い食べ物が作られたり、ヴィーガン向けの飲食店も出てくるようになりました。

日本ではまだまだ少数ですが、ソーセージの国ドイツではかなりこのヴィーガニズムが庶民に浸透しているようです。

植物性由来のものは健康的な印象がありますが、今ではタンパク質を個別に摂取することで、筋肉もつけられるなど、もはや動物性の食べ物は栄養を考える上で必要ないんじゃないか、との意見もヴィーガンの人たちから出始めています。

 

ただ、この傾向が進みすぎて、事件も出ています。
ドイツでは精肉店や肉卸し工場がペンキを塗られたり、放火されるなどの被害が出ているそうです。

これは完全にヴィーガンの暴徒化です。

彼らは肉を食べることを悪とみなし、自らを正義としています。

もちろんそれらはヴィーガンの人たちの中でもごく一部の人ですが、僕はこの報道を聞いてとても恐怖を感じました。

たしかにヴィーガンの人たちの考え方は、動物を人間が殺して食べるのはよくない、という考え方が根本にあり、言いたいことは理解できますが、肉を食べることは悪でもなんでもないです。

自分の考えにそぐわないから嫌がらせをする。

これは絶対にやってはいけないことだと思います。

 

ホリエモン(堀江貴文さん)は以前、ヴィーガンに対して警鐘を鳴らしていましたが、こうしたブームが起きると肉を食べられなくなってきます。

僕はその意見に賛成です。
ヴィーガンを好き勝手やるのはいいけど、その意見を正当化して主張したり、他人に押し付けたりするのはやめてほしい。

この世界は弱肉強食なのです。
人間は古来から知恵を使って狩猟をし、動物の肉を食べることで生きてきました。
その生態系を崩してはいけないのかなって思います。

そして僕自身がなにより肉を食べられなくなるのが嫌だし、肉を食べたからって非難されるのも嫌です。

だから、ヴィーガンの暴徒化が起こっている以上、ヴィーガンを推し進めるブームみたいなのはやめてほしいなって思います。

参考
2019年1月30日放送、テレビ東京「未来世紀ジパング」

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