経験がもたらす条件提示の幅広さ【ノマドニア体験記06】
現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。すでに5つの講座を受けており、刺激的な毎日を過ごしています
今回はその講義を受けていく中で、いざフリーランスになってからの案件獲得方法について感じたことを書いてみようと思います。
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ノマドニアのコンセプトのひとつに、「理想を叶える手段を見つけるための体験機会の提供」というものがあります。そのコンセプト通り、1ヶ月間で10種類の仕事を体験できます。
僕のノマドニアへの参加目的は、「本当にやりたい仕事を見つけたい」というものです。今まで5年間、ITエンジニアの会社員をやってきましたが、自分がその環境に合っていないと思っており、ここで自分に合う職種を見つけたいという思いが強くあります。
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ノマドニアが開始して2週間が経ち、今でもその思いは変わりません。
ただ、毎日講義を受けていく中で、どれも楽しいと感じてしまい、逆にどれが合うかがわからなくなっています。
講師に相談したところ、駆け出しのフリーランスは専門を絞らずにやる方法もあると聞きました。ライターやグラフィックデザイン、Web制作から動画編集までいろんな職種を一通りこなし、次第に専門分野を絞るのもありだそうです。
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デザインやWeb制作などあらゆる制作物は昔に比べると楽にでき、詳しくない人もどんどん参入できるようになりました。それは一部の優秀な人を除き、この職種がどんどん淘汰されていくことを意味します。
しかし、ノマドニアでいろんな職種を体験し、駆け出しのフリーランスとして仕事をした経験があると、いずれいろんな提案ができるようになります。たとえWeb制作だけの単価が低くても、ライティングや動画編集などを組み合わせてクライアントに提供できるようになると、高い単価で受注できる可能性があります。
僕はノマドニアに参加するまで、この1ヶ月間でどれかに絞らないといけないと思い込んでいました。だから、まずはいろいろ手をつけていき自分に合うものや稼げるものを見つけていく、という考えになったことで焦りの気持ちはなくなっていきました。
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ノマドニアでは学ぶことがたくさんあります。今学んでいるひとつひとつを自分の価値として世に提供できるように、もっと集中して取り組んでいきたいと思います。
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