伊藤研人
ALアートの壁紙を作っています。
「第七の旅」は、6年間、世界2周の旅を、7年かけて書き上げた本です。 命懸けの放浪を擬似体験しながら、学びを得ていただけるように。 色々なことを感じ、気づきを得ていただけるように。 人生の変化のきっかけにしていただけるように。 そう願い、魂を込めて書きました。
平和について、未来の世界の在り方について、想うことをストレートに発信します
真っ黒な空から、白い粒が無数にひらひらと舞い落ちる。頬に当たると冷たく痺れ、じわっと解けて柔らかくなり、ふわりと温かくなる。それが僕の最初の記憶。ほとんど何も記憶することができなかった頃。それゆえに、起きていることや目の前の人について、何も理解できなかった頃。たくさんの言葉を知らず、考えることも知らず、それゆえに完全だった頃の記憶。 「もうすぐじいちゃんのバスが来るからな」 頭のすぐ上から語りかける声が聴こえる。僕は初老の女性の服の胸元に入れられて、頭だけひょっこり外に出
この旅を通して、そして日本に帰ってからも、たくさんの方に出会い、お世話になり、助けていただいた。本来であれば全ての方のお名前をこの場で挙げたい。しかし挙げ切ることはできない。名前が漏れてしまうことも恐ろしい。だからこの場で、あなたに直接感謝を伝えさせていただきたい。 ありがとうございました。