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たとえば朝のバス停で

社会人になって4回目の年末。

やらなくてはいけない大仕事がある。

そう、年賀状である。

出さないくてもいいのだけど、1度始めてしまった以上なんとなく辞めづらく、ズルズル続けている。

非常に億劫な作業なので毎年腰が重く、今年に至っては、作り始めたのは12/27。

学生時代に買ったプリンターの電源を入れる。
ここ数年は、この年末の年賀状作成がほぼ年に1度の出番となっている。
インク残量の警告がでている。やばい。
そういえば、去年もそうだったような気もする。

印刷済みの年賀状を買ってくれば、そんなこと気にしなくていいのだけど、他の人と被るのは嫌だし、欲を言えばセンスがいいとも思われたい。
作るのが億劫だなんだ言ってる割に我儘だと思う。

Googleの検索窓に"年賀状 無料 シンプル"のキーワードを入れ、良さげなデザインを探す。
そうか、来年は丑年なのか。

書くことがありそうな人向けの空欄が広めの物と、書くことに困りそうな人向けのイラスト多めのデザインの2種類を選び、印刷する。

なんとかインク切れを起こさずに全て印刷ができた、よかった。
インクを買っとこうと思うけど、きっと忘れてしまうんだろうな。

ここからが大変なのだ。そこまで親しくない、かつあまり一緒に仕事をしていない人への一言を考えなくてはいけない。

noteならこんなに書けるのにな。
どうにか絞り出し、全て書き終えたのは、28日の4時になっていた。
郵便局へ持っていき、投函したのは28日11時。
ようやく一仕事終わった。

社会人になって年賀状を書き始めたときに、折角書くのだからと、学生時代に仲の良かった同級生やお世話になった先輩にも出すようになった。

日頃、ふとしたタイミングで「何してるの?」「元気してる?」と連絡するのはなんだか気が引けてしまう。

でもこの時期なら年賀状に託けて、近況報告を送れる。特に今年は、会う機会がなかった人達も多い。

こうやって思い返すと、年賀状という風習も悪く無いんじゃないかと思った。
来年も作り始めるのはクリスマスを過ぎてからだろうけれど。


ここまで読んで下さった皆さん、ありがとうございました。今年もお世話になりました。
来年もボチボチ書いていくので、お付き合いいただけると幸いです。

…年賀状、1/1に間に合うだろうか。

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