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挫折 大学生日記#2

今まで幾度も味わってきたはずなのに、味わうたびに人生での1番の挫折だと思ってしまう。

中学受験失敗して、自分の才能に限界を見た時。
中高でトップチームの試合に絡むことができなかった時。
ずっと大好きだと信じてたサッカーが嫌いになってしまった時。
大学受験に失敗した時。
キャパオーバーして寝坊をし、自分のスペックに絶望した時。
女の子に振られた時。
またキャパオーバーして、耳が聞こえにくくなってしまった時。
サッカーからストレスを感じてしまっていると知った時。

小さい谷から大きい谷まであるはずだ。でも、なぜかは分からない。出くわす度、その挫折が過去1番のように思えてしまう。もはや、それ挫折ですらなくねって思えるちっぽけなものもある。でも、それに直面した時、毎回のように自分の人生からリタイアしたいと思ってしまう。今はまさしくその状態。
将来のためにドイツ語を勉強してるはず。自分はドイツ語を好きだから勉強してるはず。自分はスペシャルワンになりたいからって留学をしたはず。ケルン体育大学に入ってサッカーを勉強したいはず。サッカーを研究したいはず。実際にそうだった。

難しすぎる。単語がキツすぎる。言いたいことが言えない。ディスカッションのたび自分の無知までわかる。B2なんて到達できそうに無い。辛い。正直辞めてしまいたくなる。

でも、それでも自分のことを応援してくれてる人の顔を、自分のことを支えてくれた人の顔を思い出すと、この辛さが嘘のように感じてしまう。本当に嘘のように感じてしまう。
なぜだろう。自分でもわからない。自分を支えてくれている人なんて世界70億人から見てもほんの一握り。でも、その人たちを悲しませたく無い。その人たちの期待を裏切りたく無いって。その人たちを勇気づけたいって。

正直、原動力なんて何でもいい。結局、世の中は過程ではなく結果が大事。もちろんアップデートするためには結果に対する過程を精査する必要があるが、それを見てる人なんて殆どいない。自分がどんだけ苦しんでいようが、自分がどんだけ悩んでいようが、俺を応援してくれている人たちには結果しか伝わらない(もちろん、結果までを見てくれている人もたくさんいる)。
自分がどんな結果を残すか。結果を残せるのか。それが1番重要。泥臭くたっていい。どんな形であれ、結果を残したい。日本からも応援してくれている友達がいる。俺のこと1番に応援してくれている家族がいる。彼らのためにも、彼らとまた会えたときにしっかり笑えているように。

確かに、ドイツ語を学習するのは辛いかもしれない。サッカーにしか興味のない俺には難しいかもしれない。でも、確実に俺がドイツに来た時と比べたらドイツ語上手くなってるはず。多分、、
人とはそれなりに話せるし、拙いながらも頑張れてるはず。

将来のことを思って不安になることはある。眠れない夜もあるし、吐きそうになる時さえある。
でも、将来なんて今頑張らないことには得られないもの。今をがむしゃらに、泥臭く生きる。
そしたら、自ずと未来が開けるはずだ。



さて、ドイツ語の宿題に戻ろっと。

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