MUP第三期WEEK7「サブスクリプション」

今流行りのサブスクですが、何となくわかっていても、なぜこのビジネスモデルが良いのか?について説明していきます。

これまでの売り切り型は商品を買い所有権を買っていましたが、サブスクでは体験を買っているのです。

わざわざ高いお金を、出して商品を買うよりも体験した分払うサブスクの方がお客さんからすればリスクが少ないです。

ではサブスクはお客さんだけメリットがあるのか?

もちろん売る側にもメリットがあります。

1.サブスクのメリット

一つ目は、お客さんの本音が聞ける
よくお客様アンケートとかありますが、次来るかわからないお店のアンケートに真剣に答えないですよね?しかし、サブスクでは来月もお金を払うので、絶対ならより良いサービスにして欲しくて本音の意見を聞きやすいです。そしてその意見を反映しサービスを改善していけるのです。
商品売り切り型ではこれはできませんよね?一度売ったらその商品は対する評価が全てです。

二つ目は、未来のPLが読めることです。
売り切り型では極論、来月売り上げがゼロになる可能性もありますが、サブスク型ではそんな、極端なことはなく、だいたいの売上は先まで読めます。そのため、先行投資がやりやすいです。そのため、他社に先駆けて改善ができるのです。

2.サブスクの正攻法

①価格優位性
会員登録してもらうのが最もハードルが高いため、まずは価格優位性で会員獲得を目指します。規模の優位性で数が集まれば原価が抑えられ、利益率は上がるため、まずは会員を増やすことに注力します。

②製品クオリティの優位性
サブスクモデルは4つに分けられます。
・補充型(Amazon定期便など)
・アクセス型(Photoshopなど)
・レンタル型(KINTOなど)
・パーソナライズ型(エアークローゼットなど)

③心理的優位性
サブスクでは顧客情報が登録されており、様々な情報を取得できているので、関係値が高いです。さらに従業員満足度はCS関係値と比例すると言われてもいます。
CS関係値を高めるには徹底的にお客さんの意見を反映することです。

3.サブスクのはじめ方

一円or体験を第一目標にする。

無料体験には4種類あります。
・時間(時間限定で無料)
・顧客タイプ(学生限定とか)
・人数(3人目から無料とか)
・機能(この機能までは無料だが、ここからは有料とか)

サブスクは最初は赤字でも構わないです。規模の優位性で将来的に黒字を目指します。

また登録してくれて長期間経てば、新たなサービスなどを提案し価格を上げることをやって行くべきです。




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