親子で英検4級合格プロジェクト【第1時間目】〜まずは本試験を解こう!(筆記編)
前回、このプロジェクト「親子で英検4級合格プロジェクト」を立ち上げたきっかけについてお話ししました。
さっそく1時間目です。
まずは本人の実力を知るため、実際に4級の本試験問題を解いてみることにしました。
この目的は次のとおり3つあります。
1)「今の自分」がどれくらい解けるかを確かめる。
2)本試験のレベルを確かめる。
3)自分の弱みと強みを知る。
それぞれ見てみましょう。
1)「今の自分」がどれくらい解けるかを確かめる。
まずは「自分」と「敵」を知るために実際に本試験を解いてもらいました。
我が子がどの程度の英語レベルかを確認すること(=「自分」)、そして自分が受験することになる本試験(=「敵」)がどれくらいの難易度かを知ることが目的です。
できるだけ早めに体感することが重要!
こうして、「今の自分」がどの程度まで問題に対応できるのかを体感してもらえました。
ポイントは「今の自分」というところです。
もし今全然できなかったとしても問題はありません。
むしろ伸びしろがありますし、今後どこを重点的に学習すればいいのか計画を立てることができます。
2)本試験のレベルを確かめる。
35分の時間を計って本試験を解答してもらいました。
我が子の感想としては「かなり難しかった」とのことです。
本人の中で本試験のレベルがわかるとゴールが可視化され、「あと何日でこの程度まで達成すればいいのか」という目安ができます。
また、英検4級からは長文読解の問題が入ってきます。
長文読解の問題は読解力が必要となるのですが、単語の推測力があるとなんとなく読むことができてしまいます。
私の娘もこの推測力があるため、単語力や読解力がそれほどなくても正解することができるようになっているようです。
諸刃の剣ですよね……
3)自分の弱みと強みを知る。
本試験を解くことによって、自分の弱みと強みを知ることができます。
そして弱点を知ることによって今後の勉強方針を固めていけます。
ちなみに、私の娘の場合。
全体的に点数はそこそこ取れていたのですが、語順問題がかなり弱いことに気づきまし。つまり、「文法の基礎の基礎」から始めた方がよいですね。
なんとなく雰囲気で問題を解いている様子だったので、ある程度自信をつけさせるとともに学習意欲をわかせる工夫が必要だとも思いました。
もちろん、強みもあります。
先述したように、推測力がとても高いと言うことです。
多少の単語がわからなくても、前後の文脈からどういう内容か把握できるのです。
これは素晴らしい能力なので生かしたいですね。
紙に書く問題の正解数をグラフ化することによって、どのユニットが強いのか弱いのかを一目で見ることができます。
(↓こんな感じですね)
これは、いわゆる「ペンタゴングラフ」と呼ばれるもので、一目で自分の特徴を把握できるメリットがあります。
さて、次の2時間目では難関である「リスニング問題」に着手することにしましょう。
(つづく)
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