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行政書士開業日記(2)【中小企業診断士から全否定された話】

【前回までのあらすじ】
今年、2度目の行政書士試験を受験!
何もエラーがなければ無事に合格予定ですが、2025年1月29日までは分かりません。

関連記事:【2024年行政書士試験】LEC横溝先生に個別相談してもらった結果、おそらく合計得点は196点あたり。


しかし!
先走って、行政書士事務所の開業に向けて準備を進めてしまっています。

せっかくなので、その模様をこのnoteに残すことにしました。
*もし不合格だったら、全消しです。

中小企業診断士に相談して、自らの甘さを実感できてよかった。


さて、2020年11月下旬。
東京都のある公的機関にて、中小企業診断士のおじさまと面談をしました。
都合1時間。その内容をまとめてみます。

「その3つの業務は難しいですよ。」

開業日記(1)で述べたように、私はもともと3つの業務を考えていました。

①相続、遺言
②補助金助成金
③在留ビザ、移住


これが非常に甘いことに気づきます。

まず①相続、遺言ですが、これは主に税理士の業務領域です。
やはり、相続税や遺産分割にからむ事案は税理士がワンストップでできることなので、受任しやすいですね。

次に②補助金助成金ですが、補助金関連は、国家予算の影響から縮小傾向にあります。また、中小企業診断士もこの領域にからむため、少しレッドオーシャン気味かもしれません。

そして、③の在留、移住関係。
これらは今後の需要は 見込まれそうですが、私自身業務として未経験であるため、まずは業務経験を積む必要があるのではないかと指摘されました。

どれも、ごもっともですし、異論はありません。 

「やはり行政書士で開業することは難しいのか……。」
2年間必死で勉強してやっと試験に合格できそうなのに、早くも心がくじけていくのを感じました。

ただ。

絶望だけではありませんでした。
その中小企業診断士の方も「ダメ出し」だけではなく、いくつかのアドバイスを与えてくれました。

それによって、ようやく「受験生としての行政書士」ではなく、「実務家としての行政書士」を意識するようになったのです。

次回は、その具体的なアドバイスを羅列していきます。

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