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コーチングケーススタディー第2弾! 1時間のコーチングセッションはこう作る

皆さま、こんにちは。
プロコーチをより上手くするスクール:コーチングクリニックPROを主宰している林健太郎です。

この記事では、先週に引き続き、コーチングクリニックPROで毎週実施している講義から生まれる「コーチングケーススタディー」をご紹介させていただきます。

コーチングケーススタディーがどういったものなのかは、前回の記事で解説していますので、どうごこちらをご参照ください。

今回のケースは?

さて、今回のケースですが、まずはPDFデータを埋め込んでみます。

(↑このPDFデータは個人の閲覧のためのものです。営利目的での転用はどうぞお控えください)

今回のコーチングの受け手(クライアントさん)フリーランスでビジネスを営む男性です。

スクリーンショット 2021-01-22 14.14.25

(↑画像の無断転用を固く禁じておりますのでご了承ください)

このケーススタディーも前回同様の様式にてお届けしておりますが、上の画像でもわかる通り、コーチとクライアントさんとの間で何が起きたのかが対比で理解できる形式を採用しています。

そして、私たちのこれまでの分析でわかってきた傾向としては、前半のクライアントさんの感情は乱高下しやすく、後半は高止まりするという傾向です。

コーチに自分の内情を話し、問いかけを受けてさらに考えることは、時に不安や迷いも生じさせるため、自ずと前半は感情が不安定になることが想定されるということなんだと理解していますが、それに呼応する形でコーチもクライアントさんの感情の上げ下げを緩和させ、信頼関係構築に向けて働きかけている様が見て取れます。

そして、後半ではその信頼関係をテコにして、クライアントさんの目指す未来に向けて「グイッ」と踏み込んでいくようなコーチの関わりが見え、そしてクライアントさんもその過程で新しい発見を楽しんでいるような様子が見て取れます。

こうやって分析を積み重ねることで、クライアントさんの状況に合わせて、コーチがスキルを個別化して使うということが大切という概念が少しでも浸透していけばいいなと思っています。

スクリーンショット 2021-01-22 14.20.58

(↑画像の無断転用を固く禁じておりますのでご了承ください)

2ページ目も前回同様のフォーマットで顧客プロファイルコーチがやるべきこと&やってはいけないことをまとめてあります。
また、私の総括も記載していますので、もし良かったらお読みください。

コーチングクリニックPROとは?

このケーススタディーを私と一緒に作っているのがコーチングクリニックPROの受講生の皆さんです。
コーチングクリニックPROは、2020年7月に開校した新しいスクールです。これまでにないコンセプトで「プロのコーチが必要な情報やスキルを入手し、自分のコーチング品質を向上させることを目的」にしているオンラインスクールとして私が運営しています。

毎週、私が実際に受講生の方にコーチングセッションを提供したセッション動画を教材として、そこで使われているスキルなどについて質疑応答を受けながら、実際のセッションで何が起きていたかを分析していくことで学びを深めており、その成果の一端がこの「コーチングケーススタディー」です。

現在40名ほどの受講生が在籍していますが、どんな人が学んでいるか、動画で見たい方はこちらをご覧ください。

このケーススタディーを公開する目的

これは私自身の経験ですが、昨今ネット上にあらゆる情報が網羅されており、例えば料理をするならレシピサイトを参照し、わかりやすく説明しているレシピを選んで料理をするということが当たり前になってきていると思うのです。

しかし、ことコーチングセッションのデザインの仕方に関して言うと、ネット検索しても必要な情報が「全く」と言っていい程得られないということを極めて重大な問題として捉えています。

コーチングセッションだけを学び習得したとしても、実際のところ私たちは1時間のコーチングセッションをまとめきれないのです。そんな「スキル習得済みのセミプロ」みたいなコーチを今までたくさん見てきましたし、そんなコーチたちに必要な情報を提供できていない歯痒さも感じてきました。

今どきレシピやHow toが体系だっていないものなど流行らないと個人的には思っています。そんな意味で、コーチングもそろそろ様式を確立し、誰でもできる対話の手法として「形をわかりやすく明らかに」していく必要があると考えました。

当然、このケーススタディーは私のスクールに通ってくださっている受講生の方たちだけに公開するという選択肢もあるわけですが、そこはどうしても大盤振る舞いしたくて、コーチングに関わる全ての方のお手元に置いていただくガイドラインとして活用されることを、私の大きな願いとして世の中に送り出してみようと思いました

著作権に関して

このケーススタディーは私だけでなく、コーチングクリニックPROに参加している受講者の皆さんの真剣な関わりによって生まれた貴重なデータです。
そのため、この記事で掲載している全てのデータや画像、PDFファイルに関しては、コーチングクリニックPRO及び、主宰会社である合同会社ナンバーツーに帰属するものとし、営利目的での転用を固く禁じさせていただきますので、どうぞご了承ください。

また、著作権とは別に「使用権」という概念があるとすれば、この使用権に関しては「個人の利用に限り、無条件に、事前の許諾なくダウンロードしてお使いいただけます」ので、どうぞ有効にご利用いただき、質の高いコーチングセッションの提供にお役立てください。

また、SNSなどでご紹介される場合は、この記事全体をURLのリンクとしてご共有いただけますと大変嬉しく思いますので、どうぞご協力ください。

コーチングクリニックPROに入会されたい方はこちらを!

コーチングクリニックPROでは、共に学び、今までにないケーススタディーを分析し、世の中に送り出していくことに興味のある仲間を継続的に募集しています。
ご興味のある方は、ぜひこちらのホームページをご覧いただき、ご参加について検討いただければと思います。
ぜひ、私と一緒に新しいコーチングの未来を作っていきましょう!

最後までお読みいただき、どうもありがとうございます!


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