時が戻ったり遡ったりで時間の轍は紡がれるのかな?「夢幻紳士人形地獄」は今週末から。

戻ったり遡ったり…

海上監督、今週末からの作品公開に向けて色々と現場の写真とかをアップしてますね。この映画の多くの部分が彼女の地元関係の古民家とか、そういう文化財関係の協力も得て撮られたようですね。そういう時代を経て今にたどり着いてるモノって独特の雰囲気があって興味深いと思います。

時を戻そう…。
2017年、今週末から公開される「夢幻紳士 人形地獄」の海上監督から音楽制作の依頼を受けた。

実は、それ以前の作品「ショコラ記憶株」の中の音楽「Unhappy」でオイラはベースを弾いてたりするので、彼女の存在は知っていたのだけれど、知り合いの知り合いで映画の人…程度以上の事は知らなかった…。

その依頼というのは「youtubeにアップされてる音源を聴いて気に入ったので好きにやって下さい」というものだった。
自分の目指す「気配の有る音楽」を気に入ってもらえて、オマケに「好きにやって下さい〜」という甘く美しい、そして魅惑に満ちた言葉よ…。

さらに遡って…。
2006年頃だったかな…とある縁で林海象監督と同席させて頂いたコトがあった。その縁とは、いつもお世話になっている知人が当時地元で映画関係者さん等にロケ地の紹介で協力していたからで、林監督の「探偵5」の時に協力していた…というモノ。

その時に林監督は、「気配のあるものを撮りたいと思ってる…」的な事を仰っていて、それが作品の舞台選びのポイント…的な話に凄くインスピレーションを受けたのは今でもハッキリ覚えている。
以降「気配のある音楽」というのが自分自身の一つのテーマになったのです。映画と音楽は違う事の方が多いと思うけれど、聴いてる人が何かしらの気配を感じ取れるような音楽を自分は作りたいのだなぁ…と、彼のその言葉で腑に落ちたのですな。

そして再び2017年、彼女のネット上の投稿等を依頼を受けた後に読んだりして、海上監督は林海象監督の関係の方だったと知った。変なところで連鎖しているもんですな…と。
それぞれが生きる上で自ずと引かれてしまう「時間の轍」が交わって、何かが紡がれている感じがして、感慨深かったな…という話っス。

ロケの模様を監督がアップしてるからその紹介

そんな「夢幻紳士人形地獄」のロケの様子の写真を監督がアップしてるのでココで是非シェア。
ピンときたら映画館へGO!そしてサントラも買ってねん♡
という感じで宜しくお願いします。

下のリンクからは全てご覧いただけますが、結構な量があって全ては紹介出きませぬ。なので涙を呑んで5つ程選んで下に載せます。今回紹介したもの以外にも興味深い写真が多々あるかと思います。

↓このリンクからだと全てご覧になれます。↓
https://twitter.com/unao00224862/media

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