絵本【ひとりでできないもん!】
どうも!My Action ゼネラルプロデューサー兼パフォーマーの杉山健太郎です。
福祉×エンターテイメントで、世界中の人を笑顔にする!をコンセプトに毎日のスタエフ配信や地域の小学校や大学へ行って障害の理解の為に活動しています。
これまで3冊の自伝や作詞した歌を発表しています。
この絵本を通して、障害を持って地域で生活している僕のような人の存在を身近に感じてもらえたらと考えています。
この度、くらっかーくんとシロコさんのLINEスタンプが発売されましたー!!
ぜひ買っていただければと思います。
コチラから。
———————————————————————————————————————
1 自分の事を一人で出来る事は、すごい事だけれど皆が出来ることではありません。
手や足を自由に動かして、コップを持ったり、行きたい所へ歩いて行ったり出来ない、くらっかーという子の1日を見てみましょう。
2 くらっかーには、シロコさんという身の回りのことを手伝ってくれる大切な仲間がいます。
毎朝、8時に目覚まし時計がジリジリと鳴ってくらっかーはベッドの上で目が覚めます。
3 「パジャマから洋服に着替えたいよ」と目が覚めたくらっかーはシロコさんに着替えのお願いをします。
着替えの服は、昨日の夜の寝る前に自分が選んで用意してもらった水色のシャツと青いズボン…です。
4 「着替えさせて」
まず、寝ていた時に着ているパジャマを脱ぎ、次にシャツとズボンの順番にシロコさんに着替えさせてもらいます。「ありがとう」とシロコさんにくらっかーが感謝の気持ちを伝えました。
5 「車イスに乗せて」
着替えが終わったくらっかーはシロコさんに自分で動かすことができる車イスに座らせてもらい、朝ごはんを食べるためにキッチンへ移動します。
6 「顔を拭いて」
車イスでテーブルに着いたくらっかーが、まずシロコさんにやってもらうのは《洗濯》です。
水で濡らしたタオルを使ってシロコさんがくらっかーの顔をゴシゴシと拭いていきます。
7 この日の朝ごはんは、トースターで焼いたパンと牛乳です。ゴクゴク、パクパクとシロコさんに食べさせてもらいます。
「美味しいね!シロコさん」
8 「わぁー!美味しかった!!」と笑顔のくらっかー。
「今日は何にしようかな?」と今日の予定を、シロコさんがお皿とコップを洗っている横でニヤニヤしながらくらっかーは考えています。
9 朝ごはんを食べた後は、必ず歯磨きをして歯をピカピカにします。
「シロコさん、キレイに磨いてね」とくらっかーがお願いをして、ゴシゴシ、ガラガラとお口の中のゴミをキレイにしてもらいます。
10 シロコさんに手伝ってもらって、外へ出る準備が終わったくらっかー。
さて!今日はどこへ出かけるのでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?