行動を褒め、意義を伝える
おはようございます。「土日がやってきました!」という感覚の方が多いのではないでしょうか。私もその一人です笑
土日は、自分の時間や家族との時間を大切にして、ゆったりと過ごしたいですね。
さて、今回は「行動を褒め、意義を伝える」という題名にしました。朝から、気難しい話を!と思うからしれませんが・・・・・笑。
これは、今年度、私自身が大切にしている指導の考え方です。子どものことを褒めるということは、実践している方は多数だと思います。しかし、意義を伝えるということはどこまで出てきているでしょうか?私自身、昨年度はできているようで出来ていない場面もたくさんありました。というか、必要性を理解していなかったと言った方がいいかもしれません。でも今年度は違い、必要と思っています。
では、なぜ必要なのでしょうか。また、どういうことなのだろうか。これから、そのことを話していきます。
①なぜ、意義を伝えることが必要か?
単刀直入にいうと、子どもたちの考え方をアップデートしたいからです。考えをアップデート・・・・???となりますかね。つまり、次の二つがポイントです。一つ目は、子供の持っている考え方と私の考え方を近づけること、二つ目は授業と生活のつながりです。
まずは一つ目のこと。教師と児童の考え方は必ずとも一致するわけではありません。正確に一致するかどうか、難しい部分もあります。そのため、教師の考え方を伝える場面が必ず必要です。その時にお話をすることが、行動面の注意や褒めだけでなく、「それをすることがこんなことにもつながるよ」や「こんなことを言っていた子がいます。つまり、嬉しかったんだね」と言ったように、少し話を詳しくしたり、実際のエピソードを交えて話をします。そうすることで、児童と教師の考えは近くなっていきます。
二つ目は、授業と生活のつながりです。授業で起きたことは授業だけではなく、生活の中に活かせることが理想です。この理想を叶えるためには、意義を伝える必要があるのです。意義を伝えることで、子供の意識が変わってきます。意識が変わると行動も変わってきます。ただし、意義を浸透させるためには、時間と忍耐が必要です。粘り強く伝えていきたいです。
②行動を褒め、意義を伝えるとは?
①では意義を伝えることの必要性と私の考え方を書きました。ここでは、実際に行動を褒め、意義を伝えるとはどういうことかをお話します。
「行動を褒める」というのは、子どもたちの行動に価値をつけるということです。つまり、良さを強化していくということです。例えば、落ちているゴミを拾い、ゴミ箱に捨てたとしたら、ゴミを拾って捨てたことを褒めるわけです。そして、「意義を伝える」とは、その後にどうしてゴミを拾い、ゴミ箱へ捨てることが良いことかをお話します。例えば、下のように話します。
「ゴミを拾うということは、教室をきれいしようという気持ちの表れです。○○さんは、何も言わずにゴミを拾いました。おかげで教室がとてもきれいです。」
とお話をするわけです。
このように、お話をしていくとまた、そのことを真似しようとする姿が現れます。そうなれば、こっちのものです。相手の行動を真似た児童も、きちんと褒め、同じように行動をクラスで強化していくことと、クラスのレベルも上げることが可能だと感じています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
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