成功の定義 #469
おはようございます。
お風呂上がりのビネガー炭酸割が密かな楽しみの森下こと、20代女子です。
人によって「成功」ってなにかの定義は変わるし、答えはありません。
今日はあえてそんな「成功」について掘り下げてみたいと思います。
ではどうぞ。
<成功ってなに>
巷では「成功するための◯◯」とか「成功する法則」みたいなものが出回っていますね。
というより、成功ってそもそもなんだっけ?人によって何が成功なのか失敗なのかは変わるんじゃないの?という話です。
良い成績をとることが成功?よい会社に入ることが成功?金持ちなることが成功?有名になることが成功なんでしょうか?
これらは全部、周りと比較して成功かそうでないか、勝ち組か負け組かを分けていますよね。
年収1億円あってもまだまだ足りないと思う人もいれば、不自由なく生活できる所得があればそれで満足する人もいます。
結婚することが幸せだと思っている人もいれば、好きなことをしたいから一人でいることを好む人もいます。
どうやら幸せの価値観とおんなじで、何を成功とするかも人によって変わるようです。
「成功」を広辞苑で引くと、
目的を達成すること、事業などを成し遂げること
とあります。
ということは、それぞれが目指している目的を達成できれば成功なわけですから、それぞれの成功があるということです。
誰かとの比較で「成功」とするのは本来の成功とは、少し違うということですね。
<自分のベストを尽くす>
なにを持って「成功」とするのかは人によって違います。
ですが、様々な分野で結果を出している人達の考え方には、分野は違えど共通しているものがあるのです。
UCLAのバスケットボールチームを率いて、アメリカ史上最高の指導者と言われた名将、ジョン・ウッデンは成功の定義についてこう語っています。
成功とは、自分がなれるベストの状態になるために最善を尽くしたと自覚し、満足することによって得られる心の平和のことである。(ジョン・ウッデン)
つまりは、「理想としている自分になれるようにベストを尽くしているかどうか、それによって心が満たされること」という風に言っています。
他人とも比べることなく、自分のベストを尽くしているのかどうか。
結果云々よりも、自分の心が満たされるのかどうか。
チームを何度も「勝利」に導いているにもかかわらず、「結果」ではなく「自分の心の在り方」を成功の定義として考えているのは何とも面白いところです。
他人と比較して、結果ばかりを追い求めると、返って結果は逃げていってしまいます。
それよりも、自分のコントロールできるもの、自分のベストを尽くすことにフォーカスをしていく。
その方が例え、負けてしまったとしても失敗したとしても気持ちが清々しいのではないでしょうか?
そうした気持ちがあれば負けや失敗を受け入れ、再度前に進んでいくことが出来ます。
成功は自分の外側ではなく、自分の内側にある。
史上最高の指導者はそう教えてくれています。
<まとめ>
①なにを持って「成功」とするのかは人それぞれ。誰かとの比較で「成功」か「失敗」かを決めるのではない。
②ジョン・ウッデン曰く、自分のベストを尽くしているかどうか。それによって心が得る満足感こそが成功である。
③他人との比較では心は満たされない。自分がコントロール出来ることにフォカースしてベストを尽くすことでこそ充実感と達成感が得られる。
結果を求めようとすればするほど、勝とうと思えば勝とうとするほど、結果や勝ちは遠ざかっていきます。
本当に目指すべきものはなにかが見えた時に、結果はその「副産物」として訪れるものなのだと思います!
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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