今やそれができちまう #473
おはようございます。
夏の終わりが近づいてくると、森山直太郎の歌が頭から離れない森下です。このセンチメンタルな感じは嫌いでもない。
何かを始める時というのは、大抵できないところからのスタート。
特に生まれたばかりの子どもなんてのは、ほぼなんもできない。
でも、知らずのうちにか努力してか、たくさんのことが出来るようになっていますよね。
今日は「最初から出来る」ことが大事なんじゃなくて「出来るように頑張る」ことが大事なんだというお話しです。
ではどうぞ。
<最初は出来なくたっていい>
ワンピースのウソップは
「冒険の途中に島だと思って上陸したら、金魚のフンだった」とか、
「おれには8,000人の部下がいるぞ!」とか、しょうもないウソをつきます。
ルフィ達のように戦闘能力が高くない(狙撃の腕はかなりすごい)のでウソをついて、なんとかやり過ごそうとしてきました。
どちらかというと、弱くて情けないウソップですが、ルフィ達と冒険をしていく上で勇気を振り絞って戦いながら成長を遂げていきます。
出典:ワンピース(尾田栄一郎/集英社)
ルフィやゾロは、どんなことでも乗り越えていく力を持っているヒーロー的な印象ですが、ウソップは人間臭く、葛藤を繰り返しながら成長していく感じがあってとても親近感です。
人は誰しも、困難を目の前にした時には逃げ出したいと思ったり、言い訳をしたくなったりしたくなるものです。
でも最初からなんでも出来ちゃう人なんてほとんどいません。
だからこそ、勇気を振り絞ってその壁を乗り越えるべく努力をして、ぶつかっていかないといけない。
そしてその過程で成長を繰り返し、やがては出来なかったことができるようになってくる。
それぞれが修行に出て、2年後に戻ってきたウソップは一回りも二回りも成長して帰ってきました。(相変わらず嘘はつくけど)
出典:ワンピース(尾田栄一郎/集英社)
今まで出来なかったこと(ウソ)が、努力の結果できるようになっていく姿を見せてくれました。
<出来ると思い込め>
最初はみんな出来ないところからのスタートです。
そこで出来ないからと言って逃げ出しているようじゃあ、いつまでたっても出来るようにはならないですよね。
そこで、勇気を振り絞って進むためには「自分なら出来る」と思えること、つまりは根拠のない自信を持てるかどうかです。
弱々のウソップがウソをつくのも、相手の心理を揺さぶる意図ももちろんあると思いますが、自分自身に言い聞かせている部分もあると思うのです。
出典:ワンピース(尾田栄一郎/集英社)
「おれなら出来る」「全然まだ余裕」「おれはスターだからここで決める男だ」そう自分がイメージすることによって、一歩前に踏み出す勇気を持てるようになります。
思いは行動に繋がってきます。
自信のある表情、自信のある態度、自信のある言動、そして道の真ん中を、堂々と歩いてみてください。
きっといつもと違う感情が自分の中に出てくるはずです。
弱気になった時には、強気の自分、自信のある自分をイメージしてそれを嘘でもいいから演じるようにします。
すると心と体は繋がっていますから、自然と心がポジティブな方向に向いていきます。
逆もまたしかりで、「もうダメだ」「めんどくさい」「なんかミスしそうだな」と思って、弱気な態度や発言をしていると、心に体がつられてしまいパフォーマンスを十分に発揮出来なくなります。
思い込みのパワーは馬鹿には出来ません。
<できるようになるまでやる>
そして、結局はこれが大事です。
「出来るようになるまで努力をすること」
出典:ワンピース(尾田栄一郎/集英社)
最初は出来なくて当たり前。自分を信じて一歩を踏み出し、努力をし続けることです。
これも当然ですが、ちょっとやったからといってすぐに出来るようになりはしません。
ですが、努力をし続け、改善し続けることができれば、いつかは出来るようになってくるはずです。
大抵の人は出来るようになる前に諦めてしまうから出来ないままで終わってしまいます。
あともう少しのところまできているかもしれないのに、それに気づけず、「自分には無理だったんだ」と諦めてしまう。それでは非常にもったいない。
そうならないために、小さな成長を見返すようにしましょう。
どんな些細なことでもいいんです。
日記でもいいし、アプリにちょろっと記録する感じでも全然いいと思います。SNSで発信してあとで見返すなんてのもアリだと思います。
まだ出来るようにはなっていないけど、昔と比べたら確実に前に進んでいるな。そう思えることが大事です。
些細なことの積み重ねが、小さな成長につながって、小さな成長の積み重ねが大きな成長に変わります。
みんなやれば出来るんです。ウソップをみてると弱気な自分を奮い立たせていくことの大切さを気づかせてくれますね。
<まとめ>
①人は誰しも、困難を目の前にした時には逃げ出したいと思ったり、言い訳をしたくなったりしたくなるもの。最初からなんでも出来る人はほとんどいない。だからこそ、勇気を振り絞り、努力をして、困難にぶつかっていかないといけない。
②勇気を振り絞って進むためには「自分なら出来る」と思えること。弱気になった時には、強気の自分、自信のある自分をイメージしてそれを嘘でもいいから演じるようしましょう。
③努力をし続け、改善し続け、出来るようになるまで続けること。出来るようになる前に諦めてしまわないように、小さな成長を見返すようにしましょう。
ただの嘘つきだったウソップが、今では5億の賞金首になるくらいの海賊になっています。
最初はウソだっていい。そのウソを本当に変えるべく努力をしていくことが大切ですね!
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森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。
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