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NFT写真が初めて売れたので感想など

こんにちは、NFTフォトグラファーのken Tnahashiです。

先日NFT写真が初めて購入されたので、その感想やNFTに関して思うことをつらつら書こうと思います。

NFTの販売方法や、マーケティング手法などのハウツー的な記事を求めてきた方はごめんなさない。そこまで有益な情報はないと思います。


NFTを始めた経緯、初出品するまで

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まず私がNFT写真を販売するまでの経緯をお話しします。
去年(2021年)の春頃からTwitterのタイムラインで少しずつ「NFT写真」というワードを聞くようになりました。僕の記憶が正しければ最初にNFTに関しての情報に触れたのはomiさんのツイートがきっかけだったと思います。

そのときはNFTに関しては全く興味がなくて、ただ傍観しているだけでした。
しかし2021年の夏ころに一気にNFTが話題になり、僕の周りでもNFTに参入する人がどんどん増えました。その様子を見ているとさすがに無視できないと思うようになりました。

日本のNFT写真界隈でよく使われているNFTの販売プラットフォームは「OpenSea(OS)」と「Foundation(FND)」の2種類です。最初の頃は招待制のFNDが流行っていたように感じます。

NFTの世界は情報のアップデート速度がとてもはやくて、「このままじゃあっという間に置いていかれる!」と焦り始めます。
僕も急いで参入しなければ!という気持ちが次第に強くなり始めました。

9月頃に運良くFNDに招待してもらいましたが、その頃出回っていたネガティブな情報に振り回されたり、ETHが高騰していたのもあって一旦参入を見送りました。

今思えばこの頃に参入しておけば良かったです。とても後悔しています。先に参入したフォトグラファーは写真NFT初期の盛り上がりもあってどんどん結果を出していきました。

2021年はクリプト関連の学習や、NFTクリエイターとしてデビューするための準備期間としました。どんなフォトグラファーの写真が人気なのか?流入元はどこからなのか?有名はコレクターは誰なのか?そんなことを調査していました。

年が明けて2022年。
一時期50万円以上まで高騰していたETHが2022の1月頃には30万円を切って、27万円程度まで下がったタイミングがありました。

「今しかない!」

僕はこのタイミングで思い切って10万円を突っ込みました。

まずはFNDから始めてみようと思って、ネットで情報を検索しながらなんとか初リストまでいくことができました。1月上旬頃だったと思います。

ここまでかNFTを初出品するまでの簡単な経緯です。

全く売れなかった1ヶ月間

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正直NFTを舐めていました。
去年活躍していた友人たちが1ETH以上の価格で何回も取引を成功させていたのを見ていたので、自分も余裕だろ!と思い込んでいました。

だがしかし、「売 れ な い !!」

「なぜだ!?なぜなんだ??なぜ売れない??」

正直この頃はあまりのショックに酷く落ち込みました。

「自分の作品を評価してくれる人は誰もいないのか」
「自分の作品には全く価値がないのか?」
と。。。。

ネガティブな思考に陥り、頭の中がぐちゃぐちゃになりました。

しかし僕はNFTに対して、認識を誤っていたことに後から気づくことになります。

Twitterを制す者はNFTを制す

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話は少し変わりますが、NFTを販売するためにはTwitterの活用が必須になります。

僕の作品を購入してくださったコレクターの方々に直接聞いてみたところ、みんなTwitter経由で知ってくれた人がほとんどでした。

NFTをきっかけに繋がった海外のフォトグラファーを見ていても、毎日のようにTwitterで自分の作品を宣伝していました。

つまり、

NFTを売りたきゃ、まずはTwitterを頑張れ!!!

このnoteの中で僕ができる唯一のアドバイスかもしれません。Twitterである程度フォロワーがいなければ最初の販売に結びつけるのはなかなか難しいのではないかと思います。

人は数字で価値を判断しがちなので「フォロワー数が多ければ有利」というの確かにあると思います。
ですがNFTの世界ではいくらフォロワーが多くても売れない人は売れません。

つまり必ずしも「フォロワーが多い=NFT作品が簡単に売れる」とはならないわけです。とはいえフォロワー数が多いに越したことはないのは事実です。

フォロワーが多いと、NFTフォトグラファーやコレクターと繋がりやすくなります。
これがTwitterでフォロワーを増やす最大のメリットだと思います。

僕は最初NFTを販売するためにわざわざアカウントを分けて運用することにしました。正直ミスりました。
そのアカウントの現在のフォロワー数は1300人程度。一方で本アカウントのフォロワー数は62,000人です。

1300人のアカウントでは自分からフォローをしてもほとんどフォローバックされません。リプを送っても無視されることの方が多いです。
ところが本垢でフォローすればだいたい返ってきます。コメントの返事もきます(ありがたき幸せ)。

「こ、これがフォロワー数の力か!!!」

というわけでNFTを販売するためには単純にフォロワーが多ければ良いというわけではなく、濃い繋がりがとても大事だと思います。そしてフォロワーが多い方が初期の人脈作りに役立てることができます。


僕もそうでしたが最初は全くコネクションがありませんでした。その状態で作品を販売しても売れるわけがありません。まずは知られることが大事です。NFTフォトグラファーやコレクターと繋がりましょう。そして自分の作品を知ってもらいましょう。


初めてNFTが売れた

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前置きが非常に長くなってしまいました。申し訳ございません。
ここからようやくNFTが初めて売れた時の話になります。

僕は先程書いた通り最初にFNDに参入しました。結果はボロボロ。全く売れませんでした。全く売れなかった期間中に自分なりになぜ売れないのか考えてみました。

様々な要因が考えられるので、今回は諸々割愛させていただきますが、大きな要因として感じたことを1つだけ。
それはNFTに対して誤った認識をしていたことです。

僕は自分で実際に体験するまで、NFTは簡単に売れるのだろうと勘違いしていました。周りの人たちの作品がたくさん売れていたからです。

「簡単に売れる。簡単に儲かる。」

タイムラインを見ているとそんな気がしてきました。
しかしその考えがそもそもの間違いでした。
僕が初めてリストした作品の価格は0.38ETHです。1ETHが約30万円だとすると日本円換算で11.4万円です。
普通に考えてめちゃくちゃ高いです。どこの誰かも分からないフォトグラファーのプリントを10万オーバーで買う人は現実にはいないと思います。

NFTも同じです。
NFT界隈で一切つながりがなく、誰からも認識されてない状態で何を思ったのか0.38ETHの価格をつけた僕はアホでした。
絶対に売れるわけがない。自分の価値を高めに見積もり過ぎました。

それに気づいた僕は一旦FNDでコレクションを増やすのは保留にして、OSで新しくコレクションを作ることにしました。

今度はアホみたいな価格設定をやめて、0.05ETH(今だと1.5万円前後)にすることにしました。これは現実世界でA3プリントを売るなら1.5万円程度だろうという想定のもと決めています。

結果はOSコレクションを作った次の日に初めてNFT写真が購入されました。

たった1枚の作品が売れただけなのに涙が出そうなくらい嬉しかったです。これは今まで味わったことがない感覚です。

自分の作品が売れた喜びと、自分の作品を認めてくれる人が世界にいるんだという2つの喜びです。


この先の目標

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なんとか1枚目を売売ることができたので、直近の目標はOSコレクションにリストした10枚を売り切ることです(現在は6枚売れました)。

今後はNFT写真を広めていきたいという気持ちも芽生え始めています。

そして僕の作品を購入してサポートしてくれた方々のように、僕自身もNFTクリエイターの活動をサポートできるような立場になりたいです。


最後に

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ここまでお読みいただきましてありがとうございます。他にも書きたいことはたくさんありますが、長くなりそうなのでまた別の機会にします。

最後に僕のOSコレクションを貼っておくので、気が向いたら覗いてみてください。

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https://opensea.io/collection/fragment-of-everyday-life

追記 今からNFTを始めたい方へ

大事なことを書き忘れたので追記します。NFTに興味がある人の中で、今から初めても遅いのでは?と思っている方がいるかもしれません。

結論からいうと遅くありません。

僕もつい最近始めました。日本ではまだまだNFT写真が盛り上がっていません。単純に参入している人数が少ないからです。ですのでこれから始めても十分間に合います。

もし何か分からないことや、悩んでいることがあれば気軽にDMしてください。

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