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夜のスナップ撮影に苦手意識を持つあなたへ【LUMIX G100】

こんばんはken Tnahashiです。

今月も引き続きPanasonicさんからお借りしている【LUMIX G100】を持って撮影してきました。


あなたは夜のスナップ撮影に苦手意識を持っていませんか?

都会のように夜でも明るい街ならまだしも、地方の薄暗い住宅街や、そもそも街灯が無い田舎に住んでいる方は、あえて夜に撮影に出かけるなんてことはほとんどないと思います。

僕が住んでいる街でも、東京のように夜でも気軽に撮影できる明るいスポットはなく、光を探すことから始まります。そんな状況の中でもなんとかスナップ撮影を楽しめないか考えました。

照らすもの→照らされるもの

夜スナップの基本は「照らすもの」と「照らされるもの」を意識することです。

下の写真を例に説明します。この写真は住宅街で道路の標識が明るく照らされている様子を撮影したものです。写真だけでは分かりませんが、周辺は真っ暗です。照らしている光源は何かというと、写真には写っていませんが、左の道路沿いに街灯が1本設置してあります。

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ここでは
照らすもの=街灯の光源
照らされるもの=道路の標識(被写体)
になります。

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次に下の写真をご覧ください。
倉庫に丸い影が落ちている様子を撮影した写真になります。
今度は「照らすもの」どころか「照らされるもの」すら分からない状態です。

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どのような状態になっているかというと
(街灯:照らすもの)→(カーブミラー:照らされるもの)→(カーブミラーの影)→(倉庫の壁:影をうけるもの

街灯によって照らされたカーブミラーが影を落とし、その影がカーブミラーの奥にある倉庫の白い壁に落ちている様子です。

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昼間に太陽の方向を意識するのと同じように、光源の位置、被写体、被写体の影を意識することで、ただなんとなく照らされているものを撮るよりも良い構図を作れたり、意外な視点で撮影することができます。


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シルエット

夜のシルエット撮影にチャレンジしてみましょう。シルエットを作り出すためには大きく照らされた壁や逆光になるような場面を探すと簡単に撮影することができます。

下の写真はスポットライト2灯で照らされた壁の前に被写体を配置しています。似たような状況であれば同じような写真を撮ることができます。

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こちらの写真は階段の正面部分がライトになっており、階段を登る人が奥から逆光で照らされています。

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夜スナップでかっこよく撮れる場所や被写体

夜でもかっこ良くとれる場所や被写体をいくつか紹介します。

一つ目はゴルフ練習場です。夜になるとゴルフ練習場全体が光っているように見えます。光を拡散させているグリーンのネットや、照らされた鉄骨に注目して撮影してみましょう。

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次に高架下です。柱と光源が連続して見えるので明るい中望遠などで少し圧縮効果を使って撮影するとかっこいいと思います。下の写真は人が歩いていればもっとよかったですね。

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ガソリンスタンドや駐車場など、特に車が多く止まっている場所は面白い写真を撮りやすいと思います。車の重なりなどに注目してみましょう。

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店からもれる光を探して撮影してみましょう。個人商店やカフェなどはどこにでもあるので比較的見つけやすいと思います。

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最後に

いかがでしたでしょうか?夜のスナップ撮影は難易度が高いと思われがちですが、意識して照らすものと照らされるものを探してみてください。意外と撮影できる被写体や場所が多いことに気づくと思います。
仕事の帰り道や、日中忙しくてなかなか撮影に出かけられない方は是非チャレンジしてみてください!

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