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スタートアップの経営者

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日々チャレンジをしている経営者の方のnoteをまとめました!
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#組織

社員が一気に300名を超えたら組織が崩壊した話

I-neは創業から着々と事業成長し続けてきました。 しかし2017年からの2年間でリリースした商品は全くヒットせず、創業からはじめて踊り場を迎え、数十億円の不良在庫を抱えた時期がありました。 組織はというと社員の30%が退社してしまい、社員の大半が日々会社に不平不満を言っているような状況でした。 目の前にあるのは創りたい会社と全く真逆の会社。 経営者として大きな壁にぶつかった時期でした。 大量採用で急拡大した組織2007年の創業から2015年頃のBOTANISTのヒットま

スタートアップにおける経営者の振る舞いと見られ方

ナレッジワーク麻野です。 三連休の初日、自分がこれから経営者として意識しなければいけないことを考えたので、メモがわりに書いてみたいと思います。 テーマは「スタートアップにおける経営者の振る舞いと見られ方」です。 ●成長ステージにおける経営者とメンバーの距離の変化 ナレッジワークもメンバーが30人を超え、本格的な成長ステージに突入しようとしています。 私の経験上、そのようなステージでは、経営者はやや過剰なほどに自分の考えをメンバーに伝える必要があると思っています。

この仕事(スタートアップ×人材紹介)を一生続けるにあたり

初めまして、加藤健太と申します。 私は「スタートアップ×人材紹介」の仕事に従事しており、早いもので10年が経ちました。今も変わらずこの仕事にやり甲斐を感じており、一生続けていきたいと考えています。 まだまだ未熟な部分も多いのですが、この業界で同じ仕事をしたいと考えてもらえる人が増えたら嬉しい、この仕事の立ち位置をもっと向上させたい、そして何よりもスタートアップへの健全なチャレンジをする方の支援を更に増やし、同業界の発展に貢献したいと考えている次第です。 また最近、経産省が出

Finatextを創業してから上場するまでの10の学び

2021年12月22日、株式会社Finatextホールディングスは東証マザーズに上場しました。創業から今までご支援いただいた皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、ありがとうございます。 これからより一層、気合を入れて成果を出していきます。金融を“サービス”として再発明して、金融がもっと暮らしに寄り添う世の中にしていくためにはまだまだやることがたくさんあります。「僕たちがやらなきゃ誰がやる!?」本気でそう思ってます。 同時に、イチ起業家としても、社会に価値ある何かを還

カルチャー崩壊と再構築。 Goodpatchが取り組んだ組織デザインの2年間 - 前編

会社組織を運営していく上で企業文化の重要性は多くの経営者が理解している事かと思います。僕ももちろん起業前から企業文化が一番の差別化ポイントになると理解し、会社運営をしておりました。 創業期から毎日の朝礼、朝礼ではLTと英語でのカンバセーション、毎週月曜日のプロジェクトレビュー、オープンでフラットなコミュニケーション、グローバルコミュニケーション、チームでデザインする、デザインに対してのディスカッションなど、多くのカルチャー醸成のために多くの取り組みを行ってきました。 しか