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スタートアップの経営者

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日々チャレンジをしている経営者の方のnoteをまとめました!
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2022年8月の記事一覧

「スタートアップ×人材紹介」を10年続けて

私は「スタートアップ×人材紹介」の仕事に従事しており、早いもので10年が経ちました。今も変わらずやり甲斐を感じており、一生この仕事を続けていきたいと考えています。 まだまだ未熟な部分も多いのですが、この業界で同じ仕事をしたいと考えてもらえる人が増えたら嬉しい、この仕事の立ち位置も向上させていきたい、何よりスタートアップへの健全なチャレンジをする方の支援を更に増やし、同業界の発展に貢献したいと考えている次第です。 その上で、「人材紹介を始めたキッカケは何?」「なぜこの領域をや

スタートアップの最強のボード(取締役会)づくり

"取締役会"、"株主報告会"と聞いて何を思い出すでしょうか。 報告、資料作り、数十ページのパワポ、いつものフォーマットの数字のアップデート、社内リソースの負担、いつもと同じ質問の繰り返し、大量のVC参加者、発言のない参加者、zoom画面の右下に表示される10を超える参加者数。 このnoteは一つでも当てはまった起業家の方に向けて書いています。 取締役会は"もしうまく機能すれば"、本当に強力な、社内にはない経験と知識を利用できる場、長期的な視点に立ち大局観がもてる場、効果的

スポットライト創業者2人が「残りの人生すべてを賭ける」テーマに出会うまで(前編) #創業者対談

テイラー共同創業者の柴田陽と高橋三徳のクロストーク みなさんこんにちは。今回は2回にわたって、テイラー共同創業者の柴田陽と高橋三徳の出会いからテイラーにかける想いまでを対談形式でお届けしたいと思います。 前編となる今回は、二人の出会いから2011年にスポットライトの立ち上げ、来店ポイントアプリケーション「スマポ」の開発秘話、そしてテイラーを創業するために再びタッグを組むところまでお伝えします。 真夏のタクシー用ガレージで開発された来店ポイント「スマポ」 -- お2人の出

不況下での財務的な経営の舵取りについて

2021年年末・2022年初からの大きな株式市況やマクロ環境の変化に伴い、多くの企業、特にスタートアップやハイグロース企業においては、その経営戦略の変更を余儀なくされているところも少なくないと思います。 (いわゆるスタートアップ企業である)弊社10Xにおいては、元来より長期目線で着実に会社や事業の基盤を作っていく経営スタイルを取っていたので、大きく慌てることはありませんでした。とはいえ、大きな環境変化に対して、適切に対応していくために特に財務的な観点での経営上の力点の置き方

アメリカで始めたC向けスタートアップがSnapから出資を受ける

こんにちは、さっそ(@satorusasozaki)です。 世界中の人に使われるプロダクトを作りたい!と日本の大学を卒業後カリフォルニア・サンフランシスコに渡米し、押入れに住んで生活費を抑えたりしながらプロダクト開発していたのですが全然うまくいかない時間が長く続いていました。 そんな中去年、SnapchatやZenlyを運営する米SNS大手のSnapが選ぶスタートアップ10社に日本人として初めて採択されました。出資を受け、3ヶ月のプログラムに取り組む中で、社長のエバン・ス

この仕事(スタートアップ×人材紹介)を一生続けるにあたり

初めまして、加藤健太と申します。 私は「スタートアップ×人材紹介」の仕事に従事しており、早いもので10年が経ちました。今も変わらずこの仕事にやり甲斐を感じており、一生続けていきたいと考えています。 まだまだ未熟な部分も多いのですが、この業界で同じ仕事をしたいと考えてもらえる人が増えたら嬉しい、この仕事の立ち位置をもっと向上させたい、そして何よりもスタートアップへの健全なチャレンジをする方の支援を更に増やし、同業界の発展に貢献したいと考えている次第です。 また最近、経産省が出

SaaS+Fintechは第4世代のソフトウェアビジネスモデル

どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 本日は、LayerXが賭ける「SaaS+Fintech」という新しい潮流についての解説や我々の考えを紹介できればと思います。 この記事でもあるように「SaaS+Fintech」と特に相性の良い領域である支出管理のDXも関連してくる話です。 SaaS+Fintechは第4世代のソフトウェアビジネスモデルSaaS+Fintechという新しい潮流 「SaaS+Fintech」とは米国の著名VCであるa16zが2020年

圧倒的な未来に向けた、非常識な経営体制への移行:UPSIDERは共同代表制へ

ご挨拶:さらに大きな挑戦をこんにちは、今回、UPSIDERの代表取締役に就任した水野です。 これにより、UPSIDERは共同代表制になりました。 引き続き宮城は代表取締役としてしっかり務めてくれます。 日本では、共同代表制がそもそも少数派であり、代表でない創業者が後から、共同代表に就任するケースはさらに少ないと認識しています。今回、この決定に至った背景について、このnoteでご説明したいと思っています。少し長くなりますが、ぜひご覧ください。 なお、水野はUPSIDERを宮

アルプのミッションを"あらゆる企業に、フルスイングを。"とアップデートしました!

アルプはこの度、ミッションを「あらゆる企業に、フルスイングを。」にアップデートしました! 私たちがミッションに期待するもの今回のアップデートは、「『改めて私たちがなぜここにいるのか、何を達成したいのか?』について共通言語を作る」、「さらにクリアに、スタンスをとって表現する必要がある」という課題意識を背景に始まりました。 ミッションは、会社の信念であり、北極星であり、社会に対する使命であると言われています。そして、組織が、大きくなっていけばいくほど、クリアに明示された共通言

UPSIDERカードで、自社の業務を年間770時間削減できた話と、UPSIDERが実現したいこと

ご挨拶こんにちは。UPSIDER Co-Founder/COOの水野です。 2022/8/4にご案内した、この機能を使って、UPSIDER自身が770時間という大きな業務削減に成功しました。 僕たち自身がとても助かっているので、絶対にみなさんにも使っていただきたいです。そのためにこのブログを始めました!とどけ、熱量! この機能はどのくらいの効果があるのかUPSIDER社でセルフ導入して運用した結果、保守的に見て年間770時間の業務削減効果がありました。(削減時間の算出方法

Re:StartUp! 10年目の起業家は「スタートアップの中小企業化問題」をいかに乗り越えたか

8月2日に2013年4月に創業し9年強経営してきたViibar社を「VideoTouch株式会社」に社名変更しました。また、フェムトパートナーズ株式会社、株式会社プレイドの2社から7億円の資金調達を実施しました。 ↓ プレスリリース ↓ DIAMOND SIGNALさんの記事 プレスリリースにまとまるとこれくらいシンプルな内容になるものの、この意思決定に至るには相応の背景と出来事が当然ありました。 今回、私たちとして事業を「VideoTouch」に一本化し、新社名にて