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M-1グランプリ           どの大会が一番面白かった?

M-1グランプリ2020、終わりました。
今年は開催すら危ぶまれた中、史上最多のエントリー数である5081組の頂点は「マヂカルラブリー」に決定しました。おめでとうございます。

昨年の2019が史上最高の大会だったとの声が多く、私も共感でしたが、今年はそれを超えられるかという期待のかかった大会でしたが、皆さんはいかがだったでしょうか。

私は2019年の印象が強く、しゃべくり漫才からキャラ漫才まで、みんながみんなとにかく面白く、やっぱり最高の大会だったと思ってます。

では、データで見たら、どうでしょうか。
もちろん、大会によって、審査員の数や顔ぶれ、決勝組数や、一部採点方式が違いがあるので、賛否あるとは思いますが、アベレージでチェックしました。
以下、ランキングです。

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決勝進出組の総得点の平均をランキングすると、
やはり、2019年がトップで、2位が2020年、そして、2017年、2010年と続きます。2019年がアベレージ92.3ポイントと、2位と1.3ポイント差で、大会全体としての評価が頭ひとつ抜けて、(審査基準が”とにかく面白い”であるので)面白い大会であったかと思います。
また、上位をみると、比較的近年が多く、得点が徐々に上がっている傾向があることが分かります。そんな中で、笑い飯のラストイヤーであり、M-1グランプリが一旦休止される前の2010年が上位に食い込んでいるのが印象的です。

ただ、大会によって9組ないし、10組の得点のバラつきがあることから、最終決戦3組に絞って、チェックしました。

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最終決戦に進出した3組の平均をランキングしますと、
2019年がトップで、2010年、2018年と続きます。ここでも、2019年が最も得点レベルの高い大会だったことが分かります。しゃべくり漫才のかまいたちに型ハメのミルクボーイにキャラ設定型のぺこぱの3組3様ですごいワクワクしました。4位の2009年の3組はいずれも(前後の)チャンピオン同士の決戦で贅沢な大会でした。

最後にチャンピオンの得点を見てみましょう。

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チャンピオンの得点でも、2019年がトップ。改めて2019年は評価の高い大会だったことが分かりました。
また、チャンピオン単独となると、2004年のアンタッチャブル、2006年のチュートリアル、2003年のフットボールアワーが上位に食い込んでおり、チャンピオンがずば抜けていた大会だったのではないでしょうか。

まとめ

以上、簡単に見てきましたが、いったんの結論としては、数値からも2019年が一番面白かったといえるのではないでしょうか。
ただ、2020年もそうであったように、大会ごとの個性があり、来年もまた、とにかく面白い漫才が見れる、個性を感じられる大会であることを期待します。
また、思い付きですが、歴代のチャンピオンが競い合うオールスター大会なんか垂涎もので、いつか見れたらといいなあと思います。

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