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お笑いの学校

お笑い学校の世界ではNSCばかりが目立っていますが、他事務所の学校はどういう感じなのか調べてみました。

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NSCは1982年に開校、第1期生はダウンタウン、現在大阪校は42期生という輝かしい歴史があり、書ききれないほどの売れっ子芸人を輩出しています。
実は、NSCに先駆けて、1968年に開校したのが松竹芸能養成所です。一時、松竹芸能タレントスクールと称していましたが、2021年4月より、元の名称に戻します。
NSCに続いて、売れっ子う芸人を輩出しているのが人力舎が運営しているスクールJCAでしょう。アンジャッシュをはじめ、アンタッチャブル、ドランクドラゴン、北陽、三四郎(マセキ所属)などNSCに次ぐ芸人を輩出しています。
ただ、スクールJCAを含め、ほかのお笑い学校が卒業生全員が事務所に所属できるわけではなく、卒業時に選抜試験があって、優秀なものだけが所属するシステムで、一方、NSCは一応は全員吉本興業所属にはなり、劇場への出番の機会は与えられます。輩出される芸人の数の違いは、もちろん歴史もありますが、ネタを見てもらえる場が与えられるNSCと、卒業しても、それが保証されていないことの差なのかもしれません。
それをささえているのが自前の多くの劇場を抱えていることではないかと思います。
現在、吉本興業では、大小17の劇場(次点は松竹芸能の2か所)を持っており、これこそが芸を磨く虎の穴になっているのではないでしょうか。

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