見出し画像

初ウルトラマラソン完走 燃え尽き症候群!?

先日、私は三浦海岸で開催されたウルトラマラソンに参加した。昨年、友人と参加したが、第一関門を通過できず、リタイアとなった。人生初のリタイアだった。
悔しかったので、友人と再び参加し、完走を目指すことに決めた。しかし、大会の1ヶ月前に友人が怪我をし、走れないと連絡があった。友人は走れないが、自転車で並走して応援してくれるとのことだ。一人で完走を目指すことになった。
昨年の反省を踏まえ、半日の有給を取得して大会に備え、友人宅で宿泊することにした。

スタート


5/27(土)4:00に起床。友人宅から大会スタート地点の三浦海岸までは自転車で向い、4:50分頃ウェーブスタートでランナーがスタートした。私も第4集団として同時にスタートした。
ウルトラマラソンに向けて十分に体力をつけてきたが、練習で50km程しか走っていなかったため、足腰が終盤まで持ちこたえるか不安だった。キロ6分ペースを維持しつつ第一関門の制限時間より1時間程余裕をもって通過した。
怪我した友人が自転車で応援してくれたり、先回りしてエイドステーションで待ってくれたため、一人で走ってるよりも元気をもらえた。元気なうちに第二・第三関門を通過し、最後のエイドステーションに辿り着いたときには、平坦な道だけを走り、坂道は歩いて足を壊さないように回避した。

100キロ完走


ゴールまで残りの4キロの道をほぼ歩いて、無事ゴールした。昨年のリベンジを果たし、記録13時間31分12秒で完走し、総合順位30位となった。

満身創痍だが、無事ゴール。
完走証明証

スマートウオッチでログを取得し、約8500キロカロリーを消費していたことに驚いた。怪我なくゴールできたことは、運営スタッフの方々やエイドステーションの食料・水分のおかげである。感謝の気持ちでいっぱい。ありがとうございました。

後日、大会の運営者から今大会をまとめたデータが送られてきた。100キロ部門では、出走者数117名中、完走者51名という完走率43.59%だった。昨年の大会は完走率30%未満だった模様で、今大会も半分以上のランナーが完走できないハードの大会だった。

2023年度の横須賀・三浦みちくさウルトラマラソン結果

私は完走できたことで自信を持てた。達成感に満たせれたが、100キロを走るのは初めてだったため、全身筋肉痛になった。

燃え尽き症候群!?


大会終了後、身体的疲労が抜けても走りたい欲が湧いてこない。私の頭には、「燃え尽き症候群」という言葉が浮かんだ。アスリートに限らず、市民ランナーにも起こり得ると言われている。
私の場合、仕事や日常生活のモチベーションが低下することなく走るという行為のみにモチベーションが湧かなくなった。
完走のご褒美と自分に言い聞かせ、ジャンクフードやお菓子を食べ続けてた。胃は満たされるものの、心は満たされることはなかった。不摂生な生活を送り続けても、走ることに対して億劫になっていた。
自分の心と向き合う時間が必要と理解し、一週間ランオフを実施した。身体疲労だけでなく精神疲労の回復も大事。走らないことに罪悪感を感じないことが重要だ。
指示や使命感ではなく、自分の好きなタイミングで走りたいと思える瞬間に、また走り出せればいい。自分を大切に、自分にとって健やかな生活を送ることが大切だ。
大会から一週間が経過して、晴れた土曜日に走り出した。気持ち良く走れた。次の目標に向けて歩みだす。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?