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7月号読者さんへの手紙

読者の皆さまへ

平川さんの小ネギたくさん届いたと思います。色々な料理にお使いいただきお楽しみください。今年に入って、たくさんの食べ物が届く月があるかと思います。食べる通信のコンセプトは、食べ物付き定期情報誌ということで、情報誌がメインで、食べ物はお試し、付録という位置付けではありますが、生産者さんの協力でたくさん送っていただけることが多々あります。
 たくさん来るので、食べ切れないというお声もいただくことがありますが、ぜひその時は、近所の方にお裾分けなどしていただけると嬉しいですし、その際はどこの生産者さんが作っているものかもお伝えいただけると嬉しいです。そうやってつながるきっかけとなれば何よりです。

また、皆さんが食べた感想や作った料理をFacebookの読者グループやSNSに投稿いただけるととても嬉しく、生産者さんも見て、返信もしてくれますが、直接感想を聞くととても喜んでいらっしゃいます。読者グループはクローズなグループなので、ぜひどんどん気軽に投稿してもらえたらと思います。感想もですが、これから特集してほしい食材や生産者、場所などありましたらそちらもお気軽にご連絡ください。

先日、うちの息子に「食べる通信って、食べ物まだあるの?」と言われました。毎月色々とやっているのは理解しているようで、続けることができるのか心配したみたいです。毎月やっていると確かに、そう思うのかもしれません。千葉県には食材はまだまだあります。ただ、何を選ぶかに大きく影響しているのは、生産者さん自身です。どんな方がどんな想いや考えで育てているのかを聞いて、取材をお願いするかどうかを決めています。そして、この2年間で一つ分かったことがあります。それは、生産者の性格や考えと、その人が育てる食べ物はなんとなく似ているということです。全ての食材を事前に食べることができればいいのですが、実際は難しい場合もあります。でも、お話を聞きながら、この人の育てたものはおいしそうだなと思うことはあり、実際に食べてもそうだったことは何度もあります。生産者の話を聞くということは、簡単なようで実際はなかなかその機会はありません。うちの息子が食べ物に対して苦手意識がないのは、間違いなく、生産者さんの話を直接聞くからです。それだけのインパクトがあります。子供だけでなく、大人もそうだと思います。登場いただく全ての生産者さんと会うのは難しいかもしれませんが、読んで食べて気になった方と会う機会をつくることはぜひチャレンジしてもらえたらと思います。そうやってできた関係は、その先にもっと楽しい関係になりますし、それは生産者にとっても同じことです。9月23日には6月号の匝瑳市 椿さんが育てる落花生の収穫イベントもあります。平川さんの小ネギのハウスも機会を作ろうと思っています。
 ぜひ、そういう機会を利用しながら、「生産者に直接会う」ということを楽しんでもらえたら嬉しいです。僕自身も皆さんと直接お会いしてお話しできればと思います!
 それではたくさんの小ネギをお楽しみください!
ちば食べる通信編集長 佐藤謙太

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