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ちば食べる通信をやる理由

子供の時に、母親の実家がある岩手に毎年夏休みは一カ月くらい帰っていた。

40年くらい前は水がおいしいとは思ってなかったけど、井戸水がおいしくて、麦茶やジュースより水を飲んでいた。誰に言われるでもなく水ってこんなにおいしいんだというのを体験した。

そして、その水で育てた米を、その水で炊くと、ごはんがおいしかった。
うちの裏で作っていた味噌を使ってばあちゃんが作ってくれた味噌の焼きおにぎり。いまだにこれが一番うまいと思っている。
多分もっとうまい焼きおにぎりはある。だけど、じいちゃんばあちゃんが育てた米、作った料理という時点で、比べようのない唯一無二のものになる。

どんな人がどんな想いを持って、どんな工夫をしているのかを知ると、味の感じ方はまた変わる。

そのなかなか知られない部分を少しでも伝えることができて、この人の育てるコレが好きだというものを見つけることが出来たら、それは食べる側にも、生産者にとっても幸せなことだと思いながら食べる通信を発行している。

ということを改めて書くことで整理してみました(^-^)

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