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会員主体の運営のメリット・デメリット

 総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太(@kenta_u2)です。クラブマネジャー歴6年7ヶ月、日本ランキング500位です。(『総合型地域スポーツクラブ研究所』調べ) まだまだこれからの男。人生余白だらけ。なので、まだまだ挑戦し続けます。でも最近は、現職の一般社団法人たかぎスポーツクラブのことばかり頭を使っていて、埼玉県富士見市での新しい挑戦の準備についてはほぼ手がついていません。もちろん、引っ越さないとできないことばかりというのが一番の理由ではありますが・・・。

 さて、今日は『会員主体の運営のメリット・デメリット』をテーマにお話したいと思います。

たかぎスポーツクラブの『主体』

 私が現在マネジャを務めている一般社団法人たかぎスポーツクラブは、『会員主体』の総合型地域スポーツクラブです。何をもって『会員主体』と言うかはなかなか微妙なところもありますが、たかぎスポーツクラブの場合は、法人の最高意思決定機関である『社員総会』(『社員』とは『従業員』のことではなく、『会員』のこと)で全会員が議決権を持ち、クラブの経営・運営に対して一票を投じることができるということから、会員が主体であるとしています。この『社員総会』で何を決めるかというと、事業計画や予算、会費額、役員などです。つまり、クラブ経営の根幹の部分は最終的にこの『社員総会』で決議されるんですね。ということは、クラブ経営が仮に行き詰ろうとも、クラブが雇った従業員(クラブマネジャーやインストラクター、事務員など)が『社員総会』の決議した内容の通りに働いていたのだとしたら、その行き詰まりの責任は、『会員』にあるということですね。『主体』というのは、『責任』が伴うものなので、そういうことになるのだと思います。ということでたかぎスポーツクラブは、『会員主体』の運営をしているということになります。・・・というのは、あくまでも形式のお話です。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5