見出し画像

特別な能力がない私が挑戦を続ける為に必要なこと

 総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太です。東京から喬木村に移住して約6年半務めてきた一般社団法人たかぎスポーツクラブを12月で退職し、新たな総合型地域スポーツクラブの立ち上げに挑戦予定です。(現在、その準備中です)
 今日は、株式会社ベネッセコーポレーションという、私にとってはもったいないほどの優良企業をやめて総合型地域スポーツクラブのマネジャーになり、そしてとうとう「日本一のクラブマネジャーに、俺はなる!」などと言い出した私が、どうやって挑戦を続けてきたか、これからも続けるかについてお話したいと思います。テーマはズバリ、『守り』です。

 「挑戦」という言葉と、「守り」という言葉が何となく反対の意味に聞こえてしまう人もいるかもしれませんが、私は「挑戦」する人こそ、「守り」が大切だと思っています。特に、私のように親から譲り受けた資産があるわけでもなく、特別な才能があるわけでもない、平凡な人が挑戦をする為には。中には、全てを失う覚悟で挑戦をする人もいるとは思いますが、それは極めて稀な人か、口だけでそう言ってる人なんじゃないかなと思います。本当は、ちょっとやそっとの失敗じゃ死なないように守りを固めた上でやってる人が多いと思ってます。

 私は、ベネッセをやめて総合型地域スポーツクラブのマネジャーになった当時、年収が1/3になりました。これだけ聞くと、「よくそんなことできるね」となるのですが、私だって「総合型地域スポーツクラブの為なら死んでもいい!」と思っているわけではありません。ちゃんと死なないようにしているわけです。私が実践してきたことをいくつかご紹介します。

①撤退を想定する

 たぶん、これが一番大切だと思います。失敗したら死ぬのではなく、死ぬ前にやめると決めておくことです。その為には、撤退ラインを定めておかなければいけません。ここまでピンチになったらやめるよ、という基準ですね。
 私は、なんでもふんわりとさせておきたいタイプなので、そこまできっちり定めたりはしていないのですが、決めていたことは、次のような感じです。

ここから先は

2,676字
総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5