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個別にとらわれず、全体を見る。

 総合型地域スポーツクラブ マネジャーの上杉健太です。私があと1ヶ月ほどで退職してしまう一般社団法人たかぎスポーツクラブは、これまでにないくらいのバタバタな感じで次年度の事業計画や予算の作成に取り掛かっています。
 実は今、その関連でなかなか厄介な問題に直面しています。ということで今回は、『個別の事情を解決する時に大切なこと』というテーマでお話したいと思います。

 総合型地域スポーツクラブの会員には色々な人がいます。年齢、性別、職業、経済状況、みんなバラバラです。経済状況に関して言えば、クラブが設定している会費の額によってある程度限定されている可能性がありますが、それでも多くの総合型地域スポーツクラブは民間のフィットネスクラブやスクールなどと比べると圧倒的に低い会費で運営したりしているので、比較的裕福な世帯からそうでない世帯まで幅広いと思います。はっきり言えることは、物理的に近くに住んでいる人達が集まっているということくらいでしょうか。公立の学校も同じですね。
 様々な人がいるので、抱えている事情も様々です。マネジャーとしては、会員が困っている事情はなるべく解決しようとしますが、中には「これはどうしたものか」というものもあります。特に会費の額について。

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

総合型地域スポーツのマネジメントを仕事としています。定期購読マガジンでは、総合型地域スポーツのマネジメントに関して突っ込んだ内容を毎日配信しています。ぜひご覧ください!https://note.com/kenta_manager/m/mf43d909efdb5